税務調査が来るけど、書類を捨てちゃった!

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、税務調査が来るのに書類を捨ててしまっていた場合、どうするか。

書類は捨ててはいけません

当たり前のことなんですが、きちんと言いますね。

書類を捨てないでください。

レシート類、請求書、領収書。

捨ててはいけません。

飛び込みでの税務調査対応を受諾した時、

ほとんどのパターンで書類を捨てておられます。

そのレシートは、あなたが経費を支払ったという証拠になるものです。

最悪、書類を捨てているので経費を一切認めないと言われても仕方がありませんよ?

きれいに整理しておいてほしいとまでは言いません。

せめて、段ボール箱にでもまとめて入れておくようにして、捨てることのないようにしてくださいね。

で、実際どうする?

とは言うものの、実際に書類を捨ててしまっている以上はどうしようもないので。

税務調査が始まるまでに、できる限りの手は打っておきましょう。

<①銀行振込の経費の支払いをピックアップ>

まず手を付けやすいものは、銀行振込の支払い。

銀行さんを通していますから「その相手に支払ったことは間違いない」もの。

調査対象の年分、銀行通帳を用意して、調査官に説明できるようにしておきましょう。

<②クレジットカード明細の再発行>

経費の支払いをクレジットカードで行っている事業者の方もいらっしゃるでしょう。

で、クレジットカード明細なんて、まぁ捨てますよね、はい。

でも!

クレジットカード明細も銀行通帳と同じく、誰かにお金を「支払ったことは間違いない」ことを

説明できる資料になります。

調査当日には間に合わないかもしれませんが・・・。

カード会社に連絡して、こちらも再発行してもらうようにしましょう。

<③請求書や領収証の再発行>

そして、まだ諦めてはいけませんよ。

取引先に連絡して事情を話して、書類を再発行してもらいましょう。

仕事で使う機材を購入しているなら(自動車とか)、販売店に連絡しましょう。

経費になりますよ。

この3点。

やってみてください。

丸腰で税務調査に臨むより全然マシです。

プラスアルファ

もう一段階、備えのレベルを上げておきたいところ。

消費税対策です。

①②③をやり込んだうえで、実行してみてください。

所得税の計算では、もし帳簿そのものが無かったとしても、経費を認めないとはなりにくいのです。

支払った事実が明らかでさえあれば、調査官も経費として認めてくれる可能性はある。

ところが。

消費税はそうはいきません。

消費税の計算の仕組みは、

売上に係った消費税-仕入・外注費や経費に係った消費税

で計算します。

このうち、「仕入・外注費や経費に係った消費税」については、

帳簿とインボイスがセットで保存されていないと認められません!!!

もし余裕があるのなら。

仕入・外注費や経費に関する帳簿を作っておきましょう。

金額が大きい、仕入と外注費だけでもいいです。(税務署的には迷惑かもしれませんが・・・)

そうしないと、売上にかかっている消費税をそのまま納税するハメになりますよ。

売上が1000万円なら100万円。

売上が2000万円なら200万円。

これだけの消費税が・・・。

最後まであきらめてはいけませんよ。

そしてもし、ご自分だけで対応が不安だというなら。

こちらから連絡してください。

飛び込みでの対応も承っております。

【編集後記】

昨日は早朝から出張。カフェでブログ。その後、お客様の事務所でお昼まで会計チェック。ランチもご一緒に。

帰宅後は、面談のまとめとブログ更新。