「今日1日の利益」を言えますか? 大切な現場の「肌感覚」
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、「今日1日の利益」を言えますか? 大切な現場の「肌感覚」、というお話。
数字を伺う
お客さまとお話をさせていただくときに、
数字の話をすることはよくありますね。
例えば、
「この現場って、利益はいくら出てますか?」
「お店を一日開けていて、お金はいくら手元に残りますか?」
難しい決算の話はさておいて、
経営者、事業者の方の数字の肌感覚って大事なんです。
私の質問に対して、
「この現場だと、外注さんもいるから利益は○○円くらいかな」
「平日だと○○円、週末だとお客さんの入りが多いから○○円くらいは稼げるよ」
というような、お話がいただけるかどうか。
決算の数字は、かなり大味なものになりがちです。
一年分の数字、四半期ごとの数字、一ヶ月ごとの数字・・・。
結構、ざっくりした数字となりがち。
その数字を見て、来期はこうしてみましょう。
言うのは簡単ですが、具体的なアドバイスとなると難しいなぁというのが率直な思いです。
肌感覚、意外と正しい
「肌感覚」なんて、非合理だと思いますか?
それについて数字で語る税理士が言及するなんて、と。
でも。
税理士はお客さまの現場に一緒にいるわけではありません。
お客さまの事業活動の結果を、銀行口座や請求書、レシート類から
「そうだったんだ」と確認するだけ。
この仕事現場では発注してもらうのにこういう苦労があって、
現場で仕事を進めるにあたってスムーズにいかないこともあって、
外注の単価も上がって大変だ。
というような、ストーリーはわからないのです。
だからこそ、決算だけではわからない、お客さまの肌感覚を聞いてみたい。
この現場の単価はいくらですか?
お客さまの回転率はどれくらいですか?
人を雇用すれば、売上はどれくらい増えると思いますか?
お話を聴いてみて、私が持っている決算のデータと照合して、
自身の認識を修正していく。
そのうえで、未来の話をする。
肌感覚の数字の、この部分を改善してみましょう。
現場はこういう仕事に重点を置いてみる、
人を少しずつ増やして、売上の増加ペースを上げる、
逆に効果のないような支出を減らす。
自分の肌感覚を持っていますか?
合っている、間違っているの話ではないですよ。
肌感覚を持っていること自体が重要なのです。
お客さまの肌感覚と決算の数字にズレがあったとき。
このズレにこそ、単価の改定のヒント、経費の無駄が隠れているのです。
こちらからの質問で、
この現場、利益はいくらですか?
「さぁ、考えたこともありません」
お店を開けておくと、一日でどれだけ利益出ますか?
「そんなこと、全然わかりません」
これでは困るのです。
こちらも、アドバイスのしようがありません。
「感覚」でいいのですよ。
なんとなく、これくらいかな?
で、全然かまいません。
ある意味では、この肌感覚を持てる人は経営者・事業者向き、と言えるかなと。
現場の感覚を磨きましょう。
今日一日の利益っていくらくらいだろう?
時給に換算してみると、何円になるかな?
その小さな思考が、肌感覚を研ぎ澄ます一歩です。
細かい決算は私にお任せいただいて笑
現場の肌感覚を磨くことに集中しましょう。
小手先の節税テクニックなどより、よっぽど重要なのです。
【編集後記】
昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。
午後からは都内に出張。移動中に研修動画の視聴。
お客さまに確定申告のご報告。

