個人事業主、いつどんな税金を払うの~?

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、個人事業主の税金について、お話します。

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私は何の税金を払えばいいの?

個人事業主になるための「義務教育」というものはありません。

個人事業主となるために必要な知識やスキルは独学で手に入れる必要があります。

一番大事なものは、稼ぐための資格・スキル・知識、となるのでしょうが、それだけでは足りません。

会計や税金の知識も、習得しておいた方がベターでしょう。

こういうものは受け身だと誰も教えてくれませんので、自分で情報を取りに行く必要があります。

もし、こういうものを放っておくと・・・

いきなり税務署やそのほかの役所から電話やお手紙が来て、多額の税金、場合によっては罰金までかけられてしまう、なんてこともあり得てしまうのです。

具体的な計算方法は、また別の機会にしましょう。

まずは、個人事業主がどんな税金を払うことになるのか、全体像を押さえておきましょう。

全体像

まずは、「所得税」ですね。

年明けくらいから、確定申告が~という情報をご覧になったこともあるでしょう。

それから個人事業主の頭痛の種、「消費税」ですね。

インボイスがはじまったせいで、消費税を税務署に納めることになった方もたくさんいらっしゃるでしょう。

この2つは「税務署」に納める税金です。

続いては、お住いの「自治体」に納める税金。

筆頭は「住民税」。皆さんの元にも、住民税を払ってくださいよ~という通知書が届いているでしょう。

そして若干影の薄い「事業税」。計算方法が若干ヤヤコシイですし、「特定の業種」だけにしか課税されませんから、

人によっては事業税何て払ったことが無い、という方もいらっしゃるでしょう。

ちなみに税理士は、ガッツリ課税されております泣

(他にも、自動車税だったり、固定資産税だったりもありますね)

そして忘れてはいけない。

「国民健康保険料」もしくは「国民健康保険税」

2種類あるわけではありません。中身は同じです。

自治体によって、呼び方が違うだけですね。先月、今年度分の納付書が届いていると思いますよ。

そして最後。

つい後回しにしがちな「国民年金保険料」

これだけは支払先は「年金事務所」になります。

・・・こういうことは意外と大事で。

役所というものは、できる仕事の範囲が明確に決まっているのです。

逆に言うと、それ以外の仕事は「やってはいけない」。

ですから、

今年は住民税が払えないかも~と言って、税務署の窓口に相談に行っても、門前払いですからね。

住民税は自治体、ですよ。

時間の無駄になっちゃいますよ。

税金と役所は、セットにして理解しておきましょう。

資金繰りに注意せよ!

納税の期限が迫っている。でも、お金が足りな~い!

とならないように。

いつまでに、いくら、支出に必要な資金を確保しておけばいいのか?

資金繰りと言います。

申告をお願いしている税理士さんがいれば聞いていただければよいですが、

税理士に頼んでいないという方。

自分で自分の資金繰りを見ておかないと、誰も心配してくれませんよ。

確定申告を済ませた時点で、ある程度確保しておく必要のある資金が計算できるのです。

ぜひ、自分で理解しておきましょう。

まず、所得税の金額はわかってますね。

計算方法は省略しますが、大体は「事業所得」という数字の2割程度でしょうか?

所得税は所得が増えれば税率が上がりますから、そこが自分で何割くらいと押さえておきましょう。

とりあえず2割で話を進めます。

そこに、住民税が乗っかる。事業所得の1割分です。

さらに、国民健康保険がずっしり。事業所得の1割分です。

この時点で、事業所得の4割程度は納税資金が必要ですね。

そこに、確定申告で計算した消費税をプラス

イメージ的には、こんな感じでしょう。

これくらいの貯金を確保しておかないと、いきなり納付書が届いて慌てる、となりかねません。

その上で、納税スケジュールです。

3/15→所得税

3/31→消費税

6/30→住民税1回目

7/31→所得税 予定納税1回目

8/31→消費税 中間申告、事業税1回目、住民税2回目

10/31→住民税3回目

11/30→所得税 予定納税2回目、事業税2回目

1/31→住民税4回目

※所得税 予定納税は、申告税額15万円以上の方が対象。

※消費税 中間申告は、申告税額60万円以上で、かつ、1回だけとして計算。

こうやってつらつらと書き連ねると、夏場が要注意であることが分かると思います。

特に8月。

消費税と事業税と住民税のトリプルパンチ!

です。

・・・さらにここに、国民健康保険と国民年金保険が上乗せ、です。

確定申告の時点で、こういうスケジュールと金額を自分で算定しておきましょう。

そこを踏まえて、事業やプライベートのお支払いなど、管理できればいいですね。

【編集後記】

昨日は朝一のブログ更新。

午後からはクライアントが来所。作成した修正申告についてのご説明。

以降は、別のクライアントの申告案の詰め。

夜は「モンハンワイルズ」。ようやくストーリーの終わりが見えてきた。

ノート

Posted by corner-stones