「危機」はモチベーションになるか
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、危機とモチベーションについて。
知らないことはたくさんある
税理士になるまで、相当な時間を勉強に費やしてきました。
それでも、実際に仕事の最中に、知らないなと思うことはたくさんあります。
あれだけ勉強したのに、まだ勉強する必要がある分野があるのかと、
うんざり半分、勉強が趣味みたいな自分にとっては嬉しさも半分という何とも言えない心境です。
・・・ということを税理士開業している自分が言ってしまうと、
税理士開業するためにはどれだけ勉強しなきゃいけないの?
と不安に思われてもよろしくないのでフォローしておきますと、
税制を完全に理解する、なんていうのは一生かかっても到達できないと考えています。
毎年改正もありますし、税制の一般論を知っていても、
それをクライアントの業界に具体的に落とし込むと、あれ?と思うことは次々出てくるものです。
それこそ、人生の全てを捧げて、ようやくといったことなのかな。
実務に当たると、それはもう色んな疑問点・論点が出てきます。
それを先回りして潰して回る、というのは非現実的です。
それに税金の勉強以外にもやりたいことはたくさんあるでしょう。
なので、「これは知らん」ということに出会った時、どうやってカバーするのかを自分なりに確立しておけばいいのです。
どうやって学ぶ?
勉強と言えば?
方法は3つ。
- 書籍
- 専門家に聴く
- ネット検索
主役はやはり「書籍」。
専門書は本屋にないかもしれないけど、ネット通販がある。
5000円もあれば大抵は入手できる。
一番お手軽ですが、実は難易度が高い。
必要な情報を自分で取捨選択しなければならないのです。
書籍というものは、1ページ目から最後のページまで読むものだ。
こう思っていればいるほど、書籍からは遠ざかります。
1ページ目から精読しないと・・・という思いは、逆に書籍を遠ざけます。
なので、必要な部分だけ精読して疑問点を解決できればOK。くらいに考えておきましょう。
あと、これは自己流ですが。
いきなり分厚いハードカバーの書籍に挑戦するのはやめましょう。
挫折します。
最初は薄めのあっさり目の本を熟読します。
これで学びたい分野の全体像を理解してから、分厚い本に挑戦です。
分厚い専門書は、イチから百まで書いてあるので情報量が多すぎる。初学者が挑戦してはいけません。
さて、書籍以外でとなると、「知ってる人に聴く」。
現代はスマホのおかげで今は個人単位で情報発信ができるようになりました。
なので、自分が知りたいことを教えてくれる専門家に直接コンタクトを取って、教えてもらえばいい。
もちろん、報酬を支払って、ですよ。そこは相手に敬意を払いましょう。
人に聴く利点は、書籍と違って対話が可能なこと。
自分が知りたいこと疑問に思うことについて、ピンポイントに的確に答えてくれます。
書籍の場合は、答えがどこか探す必要がありますし、本当に答えがこれでいいのか、自分で判断する必要があります。
書籍で答え探しは、実はハードルが高い。
でも、人に聴いて教えてもらうと、グッとハードルが下がります。
難点は、適正な専門家を探すこと自体。
的外れな方に聴いてしまうと、見当違いの答えが返ってくるかもしれません。
そして最後に「ネット検索」。
ネット検索は、それこそ玉石混交。情報を探す人間の「基礎知識」が強く求められます。
基礎知識があると、
「これ、変なこと言ってる記事だな?」
と反応できるのですが、
そもそも基礎知識がないとこれを見抜けない。
怪しい情報を基に行動すると、痛い目に会いますね。
ネット検索はサクッとできるので頼りがちですが、実は一番難易度が高いように感じます。
書籍、専門家に聴く、ネット検索。
うまく組み合わせると良いでしょう。
まずは書籍で軽く全体像をつかみつつ、専門家に聴いてレベルアップする。
分厚い専門書に挑戦して詳細を固め、ど忘れした基礎的なことをネットでフォローするとか。
それぞれの手段で利点もあれば向いてないこともありますので、それぞれの手段をうまく使って、学んでいけばいいのです。
危機をモチベーションに
で、記事のタイトル。
危機はモチベーションになるのか。
使いようでしょうね。
これ知らない!マズイ!
という危機感があるから、勉強への意欲も強く湧く。
危機はモチベーションの材料になりえます。
ただ、危機が重なると潰れてしまいます。
あれも知らない、これも学ばないと・・・
さすがにしんどすぎます。
また知らないことが出てきた、と楽しめるくらいの程度にしておきましょう。
「勉強が嫌いになった」ということまで自分を追い詰めることが無いように。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からはクライアントのExcel入力。
夕食後も引き続き。

