意思決定を避けるための「セット」
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、セットを作る意味について。
何を用意すればいいのか?
これは仕事でも、プライベートでも、共通の悩み。
仕事だと、クライアントにご提供する資料をどうするか、出張の際に何を持ち出せばいいのか。
プライベートだと、特に長期の外出の際にカートの中に入れるものをどうしようか、など。
そしてイチイチ考えて荷物の中身を詰め込むから、現地について、
「あ!アレ忘れた」
となる。
結構、落ち込みますね。なんとも情けなくなります。
でも、この原因は、
何を用意すればいいのかを都度都度考えているから
だと思います。
都度都度考えるから、あれも必要だこれもいるだろうと次から次へと思いつく。
あげく、大事なものを取りこぼしてしまう。
出張セットを備えておく
要するに、イチイチ何を持っていけばいいのかを考えなければいいのです。
仕事の出張だと、
パソコン、電子ノート、iPadの3つの機械はマスト。
そこに、「バッテリーセット」。モバイルバッテリー、充電ケーブルです。モバイルバッテリーは、出張時間を考慮して電源容量を変えています。また、充電ケーブルも、USBのタイプAとタイプCをそれぞれ。ワイヤレスイヤホン用の充電ケーブルも付けておきます。
これらを、100均で買ったポーチにまとめて入れています。
ポーチに入れないと、かばんの中でケーブルが散乱してわりと悲惨なことになりますので・・・。
ここに後は、手帳と名刺、kindle端末を加えます。
後は、常備薬。花粉のせいなのか、目や鼻がムズムズしますので、ムズムズ対策の目薬と点鼻薬は外出時に必須。
そこに、コンタクトレンズを付けているときはコンタクト用の目薬も追加で。
常備薬セットも、これまた100均で買ったミニポーチに入れています。
小物はポーチでまとめるのがポイント。
バラバラにカバンに入れていたら、
- 中で散らばる
- どっかに行く
- 欲しい時に出てこない
など、碌なことになりません。
え?全部使うのか?ですか。
使わないこともあるでしょうね。
特に、iPadやモバイルバッテリーは使わずに済むことも多い。
でも。
そうやって、使うかどうかわからないものを自宅に置いていくから後悔する。
使うかどうかではないのです。出張セットに入っているかどうか、なのです。
出張セットに入っている=カバンに入れる
これだけ。
悩まないし、忘れることもありません。
プライベートの旅行の場合でも同じで。
基本的に仕事のセットとほぼ被ります。
旅行中でも、パソコンがあれば仕事をしていますし。
そこに、あとは着換えとか日用品が加わるだけです。
日用品と言っても、スキンケア用品と整髪料、歯ブラシくらいかなと。
これも、決まったものです。
日用品は日用品で、またまた100均の大き目のポーチにまとめて放り込みます。
「日用品セット」は「仕事用セット」と同じ入れ物にはしません。
用途が違いますので。
なので、旅行から帰ってすぐ仕事、というときは、荷物から着替えと日用品セットを取り出すだけ。
残った荷物が仕事用セットですからね。
意思決定をしない
毎日生きていると、大きなことから小さなことまで何かしら意思決定をして生活しています。
外出時に何を着るか、ランチは何を食べるか、帰りにスーパーに寄って買うものあるか、など。
そのたびに、少しずつメンタルが削られていきます。
何かを選ぶということは、実はかなりメンタルを疲弊させているのではないかなと思います。
もっと重要な意思決定に、メンタルを取っておきたいですよね。
そうすると、普段の生活で意思決定をしなくて済む仕組みを用意しておけばいいのです。
この、仕事用セット、旅行セットは、まさにこのため。
出先で何が必要か、ではなく、
セットに入っているからカバンに詰め込む。
これでいいのです。
もっと大事な意思決定に備えてメンタルを節約するために、セットを有効活用しましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からクライアントのExcel会計引き続き。決算書まで完成させる。