情報のデジタル化
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、情報のストックについて。
情報あふれる今日この頃
まだ学生の頃に、これからは高度情報化社会が来る、なんて授業か何かで聞いたことがありましたが、
本当に周りに情報があふれています。
私が大学生の頃は、youtubeなどの動画投稿サイトができたばかりの頃で、SNSもまだ牧歌的。
情報源はテレビや新聞、ラジオなど、昔ながらのものしかありませんでした。
就活を始めたくらいから、Podcastという音声番組を知り、社会人になったくらいから動画で情報を学ぶようになりました。
スマホの登場は大きかったですね。
みんなが気軽に情報発信をできるようになりました。私もその恩恵にあずかっています。
情報収集手段を整理すると、
- 書籍
- 音声
- 動画
この3つに分類されます。
そして、情報を自分にインプットするために、
- 眼で見る、読む
- 耳で聴く
このどちらか、あるいは両方を使うことになります。
本を読むことが苦手という方にとって、「耳で聴く」という情報収集手段が増えたことは好ましいと思います。
読書が難しい環境でも、例えば満員電車での移動中とかでも、耳は空いてますのでね。
そして音声だけではどうも・・・という場合でも、動画を見るという手段もありますね。
書籍には敵わない、とはいえ
ただ。情報収集手段としては、書籍が一番優れていると思います。
まず、「安い」。
5000円も出せば、大概の本は買えます。
そして、「情報の密度が高い」。
反面、音声教材や動画は密度が薄いように感じられます。
1冊の書籍の内容を丸々音声や動画で再構成しようとすると、膨大な量になるでしょう。
情報の流れが「ゆっくり」であることも利点。
音声や動画は、基本的にフローです。放っておくと、勝手に流れていく。
え?それは?と思っている間にもドンドン進んでいきます。ま、停止すればいいんでしょうが。
書籍は自分の意思で読み進めないと先には進みません。
より深く思考するなら、書籍に分があるのではないかと思います。
さて、自己啓発系の書籍なら、動画で解説する方も多いですし、オーディオブックなんてのもあります。
ただ。いわゆる「専門書」ともなると、やはり主役は書籍。しかも「紙」。
仕事柄こういう書籍を買い集めるとなると、それはもう部屋が埋まるわけです。
まだまだしばらくは、「紙の書籍」と付き合わざるを得ない、という状況です。
この間の確定申告にあたって何冊か書籍を買いあさりましたが、
積上げると私のひざ下くらいまでになります笑
これが毎年ですからね。本棚なんか、すぐに埋まりますよ。
情報のデジタル化
これは時代の流れ、抗ってもしょうがない。
では、積極的に乗った方がいいでしょうね。
音声や動画での情報発信ができるようになったので、日本語以外の情報もお気軽に手に入るようになりました。
PodcastやYoutubeでは、海外からの情報も入手可能です。
特に、海外の会計事務所が投稿しているPodcastは、海外の税制の勉強にもなります。(ただし、全編英語・・・)
もちろん、税制以外にも、ビジネスだったり健康関係だったり、分野もいろいろ。
一昔前なら、海外の情報を手に入れようとすると、未邦訳の洋書を取り寄せて自分で翻訳するか、翻訳本が出るまで待つか。
大変だったでしょう。
最近では、未邦訳の洋書であっても生成AIを使えば翻訳可能だそうです。
そしてそのためには、
書籍をスキャンしてPDFに変換して保存
することが必要。
これができれは、買い集めた書籍も、図書館でコピーした論文なども、全部小さなハードディスクに入ります。
これは非常に有用で、PDFにしたものは、いつでもどこでも閲覧できます。
タブレットに入れてもいいし、クラウドに保存してもいい。
物理的なスペースから解放されますので、お金の問題をクリアできるならいくら買い集めてもいい。
ただ・・・、スキャンした書籍は「ゴミ」になるので、そこをどう思うかでしょうね。
書籍をゴミにすることに抵抗感がある方は、辞めたほうがいいでしょう。
発想の転換として、デジタル化した書籍はハードディスク内で永久に残る、と考えてみましょう。
アーカイブにしておけば、何十年前の名著も劣化せずにそのままの姿でいつでも閲覧できる。
デジタル化が進んで、ありがたいなと思う部分です。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からは池袋でブロック研修会に参加。
民法を再学習する必要性を痛感。
その後、カフェでクライアントと打ち合わせ。
夕食を済ませて帰宅。