生成AI相手にがんばらなくてもいい

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、生成AI相手にがんばらなくてもいい、というお話。

なんかめんどくさいなと思ったら

正月だろうと関係なく、生成AIで色んなことを実験しています。

先日、年末の仕入で500ページ超ある書籍を購入したとお話しました。

それをなんとか生成AIを使って深堀して読めないかと色々と試行錯誤をした結果、

とりあえず、満足いく結果になりました。

紙の書籍をPDFに変換し、GoogleDriveの機能を使って文字情報を抽出。

ワード文書に文字情報を移して、それを生成AIに読み込ませる。

・・・割と手間がかかるような気がしますが、ここは今後の課題。

生成AIに分析をお願いするにあたって、生成AIの内部に作ったいくつかの仮想人格に担当してもらおうと思ったのですが。

生成AIの気難しいところ、きちんと命令を出さないと意図した結果が出ないのです。

まずは、そこから考える必要がある・・・

と、普通は思ってしまうかもしれませんが、

その命令の内容すら生成AIに考えてもらうことができるのです。

プログラミング?知らなくてもOK

生成AIを操作する上で、高度な知識は不要です。

それすらも生成AIにお願いすることができるのです。

例えば。

解析をお願いしたい書籍のデータがあるとして。

ひとまずは、書籍全体の網羅的分析が欲しいなと思ったとしましょう。

え?そんなフワッとしたお願いでいいの?

いいんです。

それを生成AIのチャット欄に入力する。

「アップロードした書籍の内容を全体的に分析してほしいんだけど、プロンプトを提案して」

これでOKです。

そうすると、こんな感じで生成AIに対するプロンプトを作ってくれます。↓

 

私の知的好奇心を満たすため、以下の書籍を**「要約(短縮)」するのではなく、「精読(詳細化)」**してください。 情報の取捨選択は極力行わず、著者の論理展開を忠実に、かつ詳細にトレースしてください。

📘 対象書籍:『 [ ここに本のタイトルや著者名を入れる ] 』


📝 解析・出力フォーマット

1. 🏛️ 全体構造の俯瞰(Macro Structure)

  • この本はどのような構成で成り立っていますか?
  • 目次レベルの章立てだけでなく、著者がどのような順序(ステップ)で読者を導こうとしているか、全体の「設計図」を提示してください。

2. 📖 章ごとの詳細解読(Micro Analysis)

  • 最も重要なパートです。 主要な章(またはパート)ごとに、以下の解像度で詳細に解説してください。
  • 表面的なまとめではなく、「著者がどのような論拠(理由)で」「どのような具体例を用いて」主張しているかまで深掘りしてください。

【第〇章:章のタイトル】

  • 核心的主張: この章で著者が言いたかった結論は何か?
  • 論理のプロセス: 著者はどのようなロジックでその結論を導き出したか?(AだからB、BだからC…)
  • 重要な具体例/ケーススタディ: 論理を補強するために挙げられている象徴的なエピソードや事例は?

(※主要な章すべてについて、このフォーマットで記述してください)

3. 🔑 独自用語の定義集(Glossary)

  • この本の中で定義されている「独自のキーワード」や「専門用語」を全てピックアップし、著者の定義に従って解説してください。
  • 一般的な意味と異なる場合、その違いを明記してください。

4. 🧠 著者の思考アルゴリズム(Mental Model)

  • 著者は物事をどのような「枠組み(レンズ)」で見ている人物ですか?
  • この本を貫く「根本的な価値観」や「思考のクセ」を言語化してください。

⚠️ 司書への特記事項:

  • 短くまとめる必要はありません。情報は多ければ多いほど良いです。
  • 抽象的な表現は避け、できるだけ具体的かつ論理的に記述してください。

 

ここまで。

・・・こんなプロンプト、自分自身で書けない。

ということなんですよ。

私のフワッとしたお願い。

アップロードした書籍を全体的に解析して、なんていうものも。

生成AIにかかれば、それらしいプロンプトに書き換えてくれます。

がんばって、生成AIにプロンプトを出す方法を勉強する必要はないのです。

モヤっとしたら、とりあえず生成AIお願いしてみる

さっきのプロンプトは、書籍全体の分析用のものでした。

これでは大味な分析にどうしてもなってしまうので、

今度は、アップロードした書籍を「章ごとに書籍の内容のトレース・詳細解析」をできるようなプロンプトをこれまた生成AI自身に考えてもらいました。

で、実験してみてこりゃいけるなと喜んでいたのつかの間。

人間という生き物は本当に安易な方に流れる生き物です。

章ごとにいちいちプロンプトを入力することが面倒だなと。

そこで、生成AIに、

「章ごとにプロンプトを入力するのが面倒なので、1章ごとにトレースと解析が終わったら、自動的に次の章のトレースと解析をするようなプロンプトを提案して」

とお願いしたら、なんとそのプロンプトも生成AIが考えてくれるんですね。

おかげで、書籍のデータをアップロードしたら、あとは「お願い」と入力するだけで、どんどん次の章の解析へと進んでいくような仕組みができてしまいました。

うーん。何だか、ここまで生成AIの方でできてしまうと、ラクし過ぎで恐ろしい。

そこでふと、ここからが分岐点だと思ったのです。

書籍の解析を生成AIにやってもらって、その上澄みの回答を見て満足するだけになるのか。

それとも、自身でも書籍を熟読して解析して、生成AIと答え合わせするように使って、生成AIとディスカッションを行うのか。

安易な方に流れてしまうのは仕方がないと思いながら、ここでの分岐によって今後の自分の人生が大きく変わってしまいそうな気がして仕方が無いです。

生成AIを活用したいという思いと、生成AIでラクをしたいという思い。

色んなプロンプトを作って実験してみて、がんばらなくてもいいという実感を得ながらも、このせめぎ合いになりそうな一年という予感がしています。

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。

午後からは生成AIのプロンプト作成とお客様からいただいたデータの確認。

正月でも、いつもと変わらない。