その個人の背景を想像すれば、「目的」が見えてくる

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、個人の背景を想像できていますか、というお話。

あの人に会いたくない話したくない

というような人。

誰にでもいませんか?

税務署の職員なんて、その典型でしょう。

かつての私笑

窓口で相談に乗っている分はまだいいのですが、

税務調査となるとやはり「敵役」ですからね。

まぁ、歓迎はされませんよね。

今では立場が変わり税理士となり、納税者の盾として税務調査の現場に臨むようになると、

やっぱり調査官を歓迎はしないわなとなります笑

ただ。

だからといって、敵対的な態度を取るかというとそれは別の話です。

税務署の職員も「ひとりの人間」です。

私たちと同じ、ひとりひとりの人生もあり、生活もあり、感情だってあるわけですよ。

そこに想像してみてはいかがでしょうか?

「この人はなぜこんな言動を取るんだろう?」

その理由がその人の個性・パーソナリティなのか、それとも、そんな言動を取らせる背景があるのか。

この両者、全然意味合いが違いますよね。

もし前者なら、毅然とした対応を取るべきです。非常識な言動を取るようなら、抗議するとともに相手の所属する組織に対応を求める。

でも、後者なら?

目の前の税務署の調査官は、なぜそんな言動を取るのか?

仕事だからですよ。

生活費を稼ぐためですよ。

あなたと同じように、家に帰れば家族がいて、養っていかなければならない。

あるいは、職場に戻れば上司から細かい仕事の指示を出され、発破をかけられているのかも。

そこに思いが至れば、目の前の調査官から肩書きが消えて、ひとりの人間に見えてきませんか?

究極の目的は?

調査官を敵として考えると、歪みます。

そうではなく、調査官も組織の一員で、給料のために働くひとりの人間だと考えると、どうですか?

税務調査というものは、つい、調査官が攻める側、納税者が守る側だと考えがちですね。

決して、間違いではありません。

でも、それは一面なのです。

調査官と納税者。2人の共通の目的はなんでしょうか?

税務調査が早く終わることですよ。

調査官には調査件数のノルマがあり、納税者はストレスから解放されたい。

だらだら税務調査が続いて欲しいなんて、誰も思ってないのです。

この視点を持って税務調査に相対すると、むしろ納税者から調査官にどんどん協力した方が良いとなります。

もちろん、調査官に協力するということと、調査官の言いなりになるということは全然違いますからね!

そしてその場に立ち会う税理士には、調査官の目的を的確に見抜いて、納税者をサポートするという一番大事な役目があるのです。

この目の前の調査官は、何が知りたいんだろう?

どんなことを確認したいのかな?

これを見抜き、適切な資料を提供して、

納税者が「問題のない申告」を出していることを認めてもらうこと。

そして、サッサと税務署に帰ってもらうこと笑

これができると、調査の対応が上手いということになると、私は思います。

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新。

午後からは埼玉県に出張し、お客様の事務所へ。会計入力のチェック。