国税職員時代の思い出その19
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、自粛期間と人事異動。
<調査部編>
残念だったこと
選抜試験を突破した国際科研修が、「延期」となってしまいました。
自粛期間中に、どのような研修ができるか、体制を考えるとの理由で。
正直言って、とても残念。研修に行けることを非常にうれしく思っていて、それを目の前でお預けされてしまったので。
いや~、なんでこんな風になっちゃうのかなと。
よくわからない人事、内部の仕事ばかり担当になる。やっと研修に受かったかと思えば目の前で延期になる。
この数年の状態は、なんでこんなことになってんの?と言いたくなるようなことばかり。
よく、心が折れずに仕事をやり続けたものです。
驚きの人事異動
そして迎えた人事異動。
一体、どこに行くのやらと思っていたらまさかの「特別調査部門」。
これはびっくりしましたね。
いや、自分の経歴。ナカの仕事しかやってきてませんけど?と。
ロクに調査部での調査の仕事もしてない、大した成績を上げたわけでもない、これはどうしたことかと。
「特別調査部門」
何をしているのかというと、調査部の中でも不正な申告計算・取引をしていることが想定される納税者のところに調査に行くセクションです。
税務署にもあります。ただ、税務署とは違って、調査部の場合は予告をしたうえで調査に伺うことが多いです。
とはいえ、結構ハードな仕事になるとは聞いていたので、正直心配と不安で仕方がなかった。
いずれはそこで仕事をしてみたいと思ってはいましたが、もう少しまともに調査の経験を積んでからと考えていましたので。
そしてまたしても「内部事務担当」
特別調査部門は、調査部で調査の経験を積んだ職員が配属されます。
調査の相手が相手なので、当然のこと。
でも、ということは必然的に部門の他の職員は先輩が多くなるということ。
予想通り、最若手。そしてまたしても内部事務担当と。
ただ幸いなことに、内部事務担当と言っても、他の調査部門と違って内部自体がほぼないのです。
内部事務というのは、所管している法人さんに関する仕事がほとんど。
特別調査部門は、調査をする法人さんを所管している部門から、調査のときだけ管理を移して持ってくるので、自分たちが日常的に所管している法人さんはいないのです。
これまでの内部事務に比べて、仕事の量は1割くらい。チョロチョロ雑用もありましたが、大したものではありませんでした。
それは当然と言えば当然で、特別調査部門の仕事は税務調査に振り切っています。内部事務担当とはいえ、普通に調査に出ます。
これからのハードな仕事にビビりつつ、ようやくまともな調査の仕事ができる期待も当時はありました。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
お昼からはネタの整理を引き続き。自分が外部に話せることをペーパーにまとめる作業はなかなか楽しいもので。
自分の棚卸、一度はやっておいて損はしないかなと。