「明日から働かなくていいよ」と言われたら。

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、「明日から働かなくていいよ」と言われたら、というお話。

働かなくて済む未来が来る?

このままAIやロボットが進歩していくと、

人間の大部分は働かなくて済むようになる。

こういう言説を目にしました。

生成AIの発展によって消える職業と話題に上る税理士ではありますが、

明日から税理士制度が消えますと言われるのが先なのか、

明日からみんな仕事をしなくて良くなりますと言われるのが先かなのか。

自分たちだけが仕事がなくなるとそれは困りますが、

周り全員が一斉に仕事をせずに済むのであれば、心持ちも全然違いますね笑

もはや、働いてる人間が少数派になる。

そういう世界がやってきたときに、一体、自分たちに何が残るのか?

お金を稼がなくても良くなると言われたら

「明日から、仕事をしてお金を稼がなくても良くなるよ。

生活費は、国が毎月支給するから安心してね。」

こう言われたら、どう思いますか?

あの嫌な仕事をやめることができる。

しんどい思いをして、通勤電車に乗らなくてもいい。

うっとうしい職場の人間関係とおさらばできる。

いいことたくさんありますね!

でも、いつまで喜んでいられるか?

仕事をしないということは、膨大な時間の空白が生まれるわけです。

例えば、毎朝6時に家を出て、仕事が終わって帰ってくるのが夜の9時だとしましょう。

都合15時間分、時間が空くわけですよね。

何をしますか?

スマホゲーム、動画投稿サイトの視聴、積ん読の解消・・・

たいした時間潰しになりませんよ。

時間ができたらやってみたいと言っていた、あれやこれ。

全部やり込んでみても、たかが知れています。

膨大な時間を持て余す生活の中で、自分の中に何が生まれるのか?

会社というアイデンティティが消えたとき

こんな事は考えたこともない、という人がほとんどだと思います。

普段「会社に行くのが嫌だな」と思っていても、いざ会社に行かなくても良くなったら、実はそれはそれで困ってしまう。

何故か?

会社に行くという行動に、あまりにも時間とリソースを取られすぎ、

それ以外考えられないようになってしまっている。

自分という存在の価値を、会社という組織に依存してしまっている。

自分の生活の全てが、会社に行くという行動を前提に考えている。

だから、好きなようにしてくださいと言われたら、パニックになってしまう。

最初の1ヶ月くらいは、天国かもしれません。

でも、本来は会社に通っていた15時間が段々と自分を苛んできます。

役割もなく、社会とのつながりもない。

スマホやタブレットを見て時間をつぶした程度では、その空白は埋めきれるものではないのです。

では、どうすればいいのか?

会社という依存先がなくなるかもしれない未来に向けて、自分自身との対話を始めるしかないですね。

これからの社会は、個人一人一人に自分だけの正解があって、その正解をもとに行動していく時代となります。

言い換えれば、「お金をもらえなくても純粋にやってみたいこと」を見つけることができるかどうか。

それが、AIやロボットが発達して労働が消えていく世の中で、

人間として生き残るために必要な力だと思います。

さて、明日から働かなくてもいいよと言われたら、

あなたは何をしますか?

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新。

午後から都内に出張し、移動中にオンラインで学び。

夕方からお客さまのご自宅へ伺い、申告作成の打ち合わせ。