考えごとが止まらないときは

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、考えごとが止まらないとき、というお話。

頭がグルグルする・・・

人間は色んな事を考えて生きています。

午後の会議で何を話すか、

重要な人事について誰を推薦するか、

ということから、

今日のランチは何を食べるか、

3時のおやつはどうするか、

というものまで、幅広く。

人間の脳みそは一生懸命、働いていてくれますね。

でも、夜になるとさすがに疲れて、頭がボーっとして。

だんだん、眠くなってくるのです。

普通は。

ところが、そうでないこともありますよね。

幼い頃、遠足の前日など、典型的なパターンだと思います。

「明日の遠足が楽しみすぎて、脳みそが興奮して眠れない」

あるいは個人事業主の多くが考えること。

「事業資金がいつまでもつか、お金が無くなるかもしれないという不安で脳みそが興奮して眠れない」

脳みそが活性化しているから(肉体はともかく)、考えごとが頭をグルグルしてしまうのです。

意識は時間を超える

はい、ちょっと意味が解らないですよね笑

時間を超えるも何も、タイムマシンはまだ開発されていないはずです。

何を言っているのか?

例えば、昔色々あって大変だった。

今でも、その当時のことを思い出して、ネガティブな考えが頭を巡ってしまう。

こんな時。

当時のことを思い出して、さも今でも同じ状況を味わっているわけですよ。

意識が過去に飛んでいるわけです。

過去に飛んだ意識が、当時の状況を改めて味わっているのです。

例えば、私の場合、お金の不安が非常に大きかった。

特に、税理士として開業後しばらく、仕事が一切なくて、貯金残高があっという間になくなっていく・・・。

このままだと、○ヶ月後には飢え死にか。

というところまで思い詰めていました。

幸い、今では色んなご縁に恵まれ、売上も少しずつ安定してきていますが、当時はきつかったですね。

さて、これは意識がどこに飛んでいますか?

未来に飛んでいますよね。

お金が無くなった未来に意識を飛ばして、心配だどうしようと頭で考えている。

はい、このように、意識というものは時間を平気で超えて、

過去に飛んだり未来に行ったりするんです。

意識を「今ここ」に引き戻す

過去や未来に意識が飛ぶと、脳みそが興奮してしまうのです(村田論)。

だったら、意識を「今ここ」に引き戻してやればいい。

もし、過去に意識が戻ってしまうなら。

その時に感じたことを、そのまま認識すること。

あぁ、自分はそう思っていたんだなと。

ネガティブなことでもいいのです。

どれだけどす黒い感情が出てきても、そのままでOKです。

自分が当時そんなことを感じていたんだなと、認識することから始まります。

この時。どうしてそんな風に感じたんだろうとか、考察はNGです。

また、頭がグルグルしますよ。

単に、「認識する」だけ。

感情を認識してあげると、客観的に観察できるようになりますから(村田論)、

脳みそが段々と落ち着いてきます。

何だったら、紙に書きなぐってもいいかも。

もし、意識が未来に飛んでしまうなら。

まず、聞きますね?

「その事態、もう起きてますか?」

今、この場で起きてないですよね。だって、未来のことなんですから。

未来はまだ決まっていないものですよ。

自分の行動で作っていくものですからね。

きついことを言いますと、

その未来を今、心配して何か解決しますか?

心配だけしても何も解決しないのですよ。

その心配している未来を回避するために、「今、何ができるのか」を考えましょう。

お金が無くなって、事業がつぶれるかもしれない。

でも今は、まだつぶれていないわけですよね。

事業がつぶれるかもしれない未来を回避するために、今何をしますか?

目の前の仕事でしょう。

仕事をしないと、売上は入ってこないです。

営業をしましょう。

営業せずしてお客様と知り合うことはできません。

じゃあ今やるべきは、仕事と営業ですよね。

はい、意識が今この瞬間に戻ってきましたね。

こんな風に、今できることは何か?に意識をフォーカスする。

ちなみに、巷の言説では、

将来の心配事の90%は実際には起きないそうですよ。

でも、これはからくりがあると思っていて、

「将来の心配事に対して、無駄になってもいいから、今できる対策を打っておいた人にはそれが実現しない」

ということなんですよ(村田論)。

90%は起きないんだ、へ~、じゃあ心配しなくていいよね

と、心配と向き合わずに見なかったことにする人には、ドンピシャで心配事が実現したりするものなのです。

「見なかったことにする」は最悪の対応です。

とまぁ、こんな具合で、頭のグルグルには、

意識を今ここに引き戻すということで手を打ちましょう。

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。お客様へメールなど。

午後からは、税務署との電話で打ち合わせ。面談のまとめ。お客様へメールなど。色々と。