経験は「積んだもの勝ち」
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、経験は「積んだもの勝ち」、というお話。
納税者の規模で手法も変わる
組織の一員として仕事をする、という観点では、
大きい組織で働いていた方が、規模の小さい組織で働くときに、経験を応用に変えやすい、
と思っています。
これは前職のときに思ったことなのですが、
税務署で働いていた時は、税務調査の対象になる納税者の方は、規模が比較的小さい事業者さんが多かったです。売上規模が数億円とか。
これが国税局で仕事をするようになると、税務調査の対象となるのは、売上数百億単位。千億を超えることも。
同じ法人税という税金を扱うにしても、納税者の規模がここまで違うと、調査の手法も変わってくる。
方や、社長が全てを握っている中小企業。
方や、組織化が進み、意思決定が分散されている上場企業。
税金の申告をチェックするにしても、そもそも、組織の中身が全然違いますから、同じ手法ではいけない。
大は小を兼ねる
新人調査官はどうしても、税務署の調査からスタートします。
そうすると、規模の小さなビジネスの調査は慣れるんですが、
規模もっと大きいビジネスになると、通用しません。
規模が大きいビジネスは、関わってくる人間も増える、社内での意思決定過程が複雑になる、組織内部でのルールが明確になってくる。
社長が1人で全てを決めていたビジネスとは全く違うのです。
これまでの経験に、さらに全く違う知識を積み上げて、ようやく対応できる。
逆なら摩擦は少ないですね。
このビジネスの場合は、
こういう担当の人がいなくて、ルールももっとすっきりしていて、意思決定は、この人とこの人がやってるのね。
というように、規模の大きなビジネスから要素をそぎ落として理解をすればいいんです。
大きいものを見ていると、小さいものはもっとよく見えます。
小さいものばかり見ていても、大きいものはわかりません。
会社を大きくしたいという方にとっても、この考え方は同じ。
大きい規模の会社の組織図を知っておくと、
将来、会社が大きくなることに備えて設計図を描くことも可能、ということです。
早めに経験を積んでおくこと
国税局、行きたくないなぁっていう方も、いるんですよね。
ちょっともったいないなと思います。
規模が大きな組織で働くと、見える世界が違います。
仕事の幅も広がりますし、組織の動き方もわかってくる。
これは調査の仕事だけじゃないですからね。
こういう仕事をしている人が、こういう動きをしている。
その積み重ねで、組織全体が動いている。
この視点を手に入れることができたのは幸いでした。
5年ほど税務署で、働いてから国税局に異動しましたね。
最初は、仕事のやり方が全然違って、ショックも大きかったですが、若さで乗り切った感がありますね笑
ただ、この頃に必死で得た経験をお客さまのビジネスに還元することができる。
その経験は、何よりも得難いもの。
経験を積む機会は、残念ながら誰にでも平等に訪れるわけでは無いのです。
目の前にチャンスが来ているときに、取りに行く。
経験は、積んだもの勝ちなのです。
勝ち取った経験の全てを、私のことを頼ってくれるお客さまのために使いたい。
そう考えています。
【編集後記】
昨日は午前中はブログ更新。
オンラインで打ち合わせ。団体設立について。
午後からはお客さまの決算作成を引き続き。
