お金の管理の両輪は「事業と家計」
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、お金の管理の両輪は「事業と家計」、というお話。
もうすぐ確定申告ですよ~!!
もうすぐ年末。
今年もあっという間でしたね~
・・・確定申告か~⤵⤵⤵
という方も多いのではないでしょうか笑
有給休暇なんて存在しない個人事業主。
仕事があるのであれば、年末いっぱいまで仕事をして、正月休みで領収書の整理くらいから始めよう・・・。
でも、せっかくだから、少し考えてみましょう。
なんでこんなめんどくさいことをしなきゃならんのか、と。
「税金を計算するため」
それは間違いではないですね。
でも、それは「結果論」です。
税金を計算するためには、
一年分の売上がいくらなのかを合計し、
そこから事業に使った一年分の費用を合計して差し引く。
はい、税金計算の過程で、一年分の事業の数字をまとめていくわけですね。
事業のお金を見る
せっかく確定申告の途中で色んな数字をまとめるわけです。
どうせなら、その数字についても少しだけ、注意を向けてみませんか?
例えば売上。
毎月同じくらいの稼ぎがあるのか、それとも季節性で変動するのか。
特定のシーズンで稼ぎが増えて、反対に特定の期間で売上が落ち込んでいるのは、なぜなのか?
売上の大部分が同じ取引先、同じルートから来るものか、特定の取引先はいないのか。
例えば経費。
自分が売上を稼ぐために、どんなものにお金を使っているのか。
ビジネスの状況に関係なく出ていくお金はあるのか。それはどんな種類の支払いなのか。
ビジネスの状況に連動して出ていくお金ではないのか。それはなぜ、連動するのか。
もっとかけるべき支払先はないのか、逆に支払いを辞めてもいいものはあるのか。
などなど。
数字は自分のビジネスの状況を客観的に表現することができるものなのです。
じっくりと、見つめてみてください。
そして、「なんで?」と思うようなものを見つけてみましょう。
疑問に思ったら、その原因を深堀してみましょう。
ビジネスの数字は、こうやって自分のビジネスをブラッシュアップするために使うものです。
確定申告??
そんなもんは、副次的なものでしかありませんよ。
あ、確定申告の数字をいい加減に作って来る方もいらっしゃいますね。
もったいないなと思います。
だって、自分のビジネスの状況がさっぱりわからなくなっているんですからね。
売上もてきとー
経費もめちゃくちゃ。
これでは、意味がありませんね。
続いて家計だって見る
家計簿、付けていますか?
事業の方のお金については、毎年の確定申告がありますから管理していますという人も、
意外と家計簿までは・・・ということがあるんです。
もったいない、ぜひ家計簿をつけてください。
家計簿といっても、作りこむ必要はありません。
「どんな種類のお金が毎月いくらかかっているのか?」
「毎月、いくらあれば生活を営むことができるのか?」
これがわかればいいんです。
なんで家計簿も必要なのか?
だって、生活費がいくらかかるかわからないのに、どうやって事業の数字を考えればいいんですか?
個人事業主、事業で稼いだお金で食事をして日用品を買い、旅行に行ったり遊びや趣味にお金を使うんですよね?
事業の数字を固めていれば。
生活費から逆算して、いくら売上を稼いでくれば生活費を賄うことができるのか、計算できるのですよ。
私はよく、お客様に、
「今年の売上目標は何円ですか?」
と質問します。
そうしますと、いくらくらいです、と答えていただける方もいらっしゃるのです。
でもそんな方に、
どうやってその売上目標になったんですか?
と質問すると、
「なんとなく」
と答える方が多いですね。
もったいないです~!
やはり、目標が無いと張り合いもないもの。
無理に野心を抱く必要はありません。
個人事業主、自分なりの人生を送ることができればいいんです。
その辺り、お客様のお話を伺って、一緒に目標売上を計算していきます。
事業の数字と家計簿。
ここまでやってこそ、会計の意味があると私は考えています。
どうか年末年始の時間に余裕があるときにでも、事業と家計の数字について想いを馳せていただけたらなと思います。
【編集後記】
昨日は午前中はブログ更新。税務調査関係の資料の整理。
午後からは税務署へ郵便物発送。図書館と事務所の経理。

