ルールを作るのは弱いから?
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、ルールを作るのは弱いから?というお話です。
このルールはあなたのため?
世の中には色んなルールがありますね。
赤信号は止まりましょう。
人を傷つけてはいけません。
人の財産を盗むことは禁止です。
など、「法律」で決められたものから、
「自宅の門限は夜8時です」
「宿題を終わらせてから、おやつタイム」
「食事中はテレビ禁止」
という家庭内の決まりレベルのものまで。
このルール、一見すると、
「社会秩序の維持のため」
ひいては
「家庭内の秩序維持のため」
と見えます。
でも、本当にそうなのか。
法律の話ではなく、
家庭内のルールにおいては、
ルールを増やすということは家族の行動を縛るということですね。
門限を設定する。→夜、外出するという行動を縛る。
おやつ前の宿題→おやつを自由に食べる行動を縛る。
食事中のテレビ→テレビを見ながら食事をするという行動を縛る。
なぜ、こんなルールを家族内で設けるのか?
家族を信用していないからですね。
家族の行動を信用していないから、ルールを作って縛ろうとするのです。
しつけ、礼儀を教えるため。
はい、その側面もあるでしょう。
家族のためと言いながら、でも、
本当は家族を自由にすることが怖いからルールを作って縛るのではないですか?
家族が自分の手元から離れていくことが耐えられない弱さを抱えているから、ルールで縛るのではないですか?
根本にあるのは自分の弱さ、その延長線上の相手を信用できないこと。
マイルールを押し付けて、相手を自分が許容できる範囲に押し込めようとする。
日本は「申告納税制度」
ここからは話が変わって税金についてになります笑
さて、日本は「申告納税制度」を採用しています。
何なのかと言うと、
納税者が自分で申告書を作って、自分で税金を計算して納めてね、ということ。
「は?そんなのあたりまえだろ。だからこっちは毎年春先に苦労してるんだ!」
と、怒りの叫びが聞こえてきそうですね笑
「日本は」と言いましたね。
ということは、他国では申告納税制度を採用していない国だってあるのです。
「賦課課税方式」と言いまして。
国の方で納税者の税金を計算して請求書を送りつけてくる制度。
「え?国が計算してくれるの?ラッキー、自分で計算しなくてよくなる」
・・・本当にそれでいいですか?
もし国が、あなたに巨額の税金をかけてきた。それに納得できないとき、どうするのですか?
国を訴えることになりますよね。
国を相手に裁判を行う。忙しい現代人がそんなことできますか?
国が国民を信用しているということ
申告納税制度というものは、
「国民のことを国が信頼している強さ」
からもたらされるものなのです。
日本がその国民を信頼しているからこそ、
最低限の計算ルールを作ったうえで、自分たちで税金を計算して税金を払ってね、
と言ってくれているのです。
非常に重い、国からの信頼に応える責任が国民にはあるのですよ。
これがもし、「弱い」政府だったら?
ガチガチに国民の取引についてのデータを吸い上げて、
国家の方で税金を決め打ちして納税させることになっているはずですよね。
そうすると、おかしな「節税」とやらにいそしむ方たち。
せっかくの国からの信頼を損ね続けているということです。
はやく気付いてほしいものです。
【編集後記】
昨日は朝一から池袋へお出かけ。
移動中にブログ。
図書館で映画を見て、昼食を摂って帰宅。
帰宅後にブログ更新、郵便発送など。
