「闇」の質問と「光」の質問
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、質問の「闇と光」について。
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闇の質問
生成AIとおしゃべりしていて、良いインスピレーションを得ました。
職業柄、質問を相手に投げかける機会が多いのです。
それは、税理士となってからもそうですし、国税職員だった時もそうです。
税理士の立場と、国税職員の立場では、質問の方向性が違うなと。
例えるなら、国税職員の場合は、闇の質問。
申告書の内容、決算書の中身について、鋭く質問を投げかけ、核心を突いていく。
物証やデータ、証言で固めて外堀を埋めて、真実を暴いていく。不正の証拠を取るために。
場合によっては、怖いとか、詰められているとか、そう相手が感じる位、厳しい質問をする場面だって出てくる。
相手から感謝されるような質問ではなく、相手にプレッシャーやストレスを与えるような質問の仕方をする。
まさに、闇の質問。
これからは「光の質問」
でも、税理士という立場になってからは、そういう質問する必要はなくなりました。
これからは、質問の方向性を変えて、
人を笑顔にしながら、核心に導けるような質問
をしていきたいですね。
隠していることや、ついている嘘を暴き立てるような質問ではなくて、
質問してもらってありがたいと感じてもらえるようなそういう質問。
会計に関する業務フローや、今後の事業の方向性、根っこの考え方や価値観まで、物事を整理する方向性の質問。
質問という光をこちらから当てることによって、物事掘り下げていく。
まさに、「光の質問」。
共通項:「答えをこちらから出さない」
闇の質問でも光の質問でも共通なこと。
答えをこちらから出さないという事ですね。
闇の質問の場合、
「あなたはこういうことをしましたよね」
「こういう風に考えていたんじゃないですか?」
という質問をすると、決めつけになってしまいます。
それをもって課税処分した場合、後から調査官に誘導されたなどと不服が出されることになりかねない。
強引な課税処分したと糾弾されることになります。
あくまで、相手に自発的に不正の事実を認めてもらわなければならないのです。
光の質問の場合は、相手から答えを引き出すような方法での質問が必要となります。
「あなたはこういうことをしたいんでしょ」とか、
「あなたはこういう人間ですよ」という言い方はしないように気をつけています。
やはり、人から押し付けられた考え方や価値観というものは、合わないのです。
自分の中から引き出してくるものなのです。
だからこそ、質問する相手の心情や考えを相手自身に気づいてもらわなければならない。
自分の中から湧き出してきた考えや価値観というものは、人から強制されたものよりも、しなやかで強いのです。
税務の仕事で学んできた質問に対するスタンス、世の中の多くの人のために役立てたいと思います。
【編集後記】
昨日は早朝からお出かけ。カフェでブログの下書き、所用を済ませて午後からは埼玉県ふじみ野市へ。
クライアントと打ち合わせを夕方まで。

