効率化の果てに何をする? 時間はぜいたく品
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、効率化の果てに何をする? 時間はぜいたく品、というお話。
生成AIを使って何をする?
生成AIを何のために使うのか?
皆さん各自の動機はそれぞれ違うものでしょう。
世間では、
レシート類をアップロードして会計資料を作ったり、
ミーティングの議事録を音声から文字起こしをしてもらったり、
旅行のプランを提案してもらうことまで、
とにかく、色んな用途で生成AIを使っている方がいらっしゃいますね。
ただ、こういった物事は、要するに「作業」を生成AIにやってもらっているということ。
「時短」「効率化」の範疇ですね。
本来、人間が手を出せば時間がかかってしょうがないことを生成AIにサクッとこなしてもらう。
これで随分と、自分の時間が増えますね。
一体、何をしましょうか・・・?
効率化は価値を下げる側面も
「空いた時間でもっと仕事をするぞ!!」
そうです。
空いた時間でさらに仕事を。
さらに収入を増やして、生成AIに課金してもっと高度な使い方を。
さらに時短、効率化を極め、もっと仕事に注力するぞ。
・・・これはちょっと嫌だな~と。
根本的に。
時短をした仕事って価値が下がるんです。
生成AIで業務を効率化した。
それは結構。
でも、あなたが効率化できた業務は、他の人だって効率化できるのです。
これが生成AIの怖いところで、
今までは個人のスキル・経験の違いで差ができていた業務が、
生成AIを使えばみんな同じことができるようになってしまう。
みんなができるようになってしまえば、その業務を遂行する価値はドンドン下がっていきますね。
今までだったら、
100の時間をかけて1000の収入を得ていた。
でも、これからは、
効率化して10の時間でできるようになっても、そこから得られる収入は100になっているかもしれない。
もとの1000の収入を得るためには、1000の時間が必要になる・・・。(以前は100の時間で済んだのに)
ヒエ~
時間はぜいたくに使う
こう考えると、時間の希少価値は下がる一方です。
時間がインフレを起こしている。
1時間あたりの活動量を極限まで増やしてしまう、というのが効率化の行き着く果てです。
だからこそ、逆張りです。
生成AIを使って効率化、それも結構でしょう。
でも。生成AIは色んな事に使うことができるのです。
「動機」こそが重要です。
生成AIを、自身の活動のどういうことに使うのか?
私の場合、生成AIを使って自身の思索を深めたい、という動機があります。
何をするのか?
過去の偉人たちの著作を生成AIに提供して偉人たちの思考回路を再現し、対話を行うのです。
過去の偉人たちは、当然ですが直接お話することは不可能です。
でも、著作が残されている。
そこに、偉人たちの思考の断片が残されている。
それがあれば、生成AIを使ってお話だってできるはず・・・。
これ、本当に時間を無駄にしてるんですよ笑
なんとかできないかと思って、自分で生成AIをいじくりまわし、
生成AIの仕組みについて学び、
果てはローカルAIという存在まで行き着いてしまった。
テクノロジーの進歩にも必死で追いつきながら、実際にやっているのは生成AI上での過去の偉人たちとのおしゃべり。
生成AIで正解の価値が暴落するからこそ、最後の価値を持つのは、こういう「深く問いを立てる思索の時間」。
生成AIで生み出した時間まで効率化に回してしまったら、人間が単なる処理装置になってしまわないか。
時間はぜいたくに使ってこそ。
どうせ、生成AIを使わない選択肢はない時代です。
だったら、最先端のテクノロジーを使って、最高に知的な無駄遣いをパーッと楽しんでしまいましょう。
【編集後記】
昨日は午前中はブログ更新。
午後からは埼玉に出張。
お客さまの事務所で確定申告作成の打ち合わせを夕方まで。

