手札の少ない個人事業主が生き残るためには

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、弱者には弱者の戦い方がある。手札の少ない個人事業主が生き残る「たった一つの原則」、というお話。

手札が少ない個人事業主

弊事務所は私ひとりしかいない個人の税理士事務所です。

従業員の方やアルバイトは雇用していません。

もっと言うと、独立開業の時からそうで、

出身地から遠く離れた東京で、

退職した前の職場とは接触禁止。

資金も、金融機関から借り入れをしませんでしたから潤沢とは言い難い。

何もないところから、始めたのです。

自分の手札が少ない状況でした。

「あれもこれも」というのは、無理な話です。

それこそ、巷では広告費をガンガン使って事業規模を拡大している大手の事務所さんもあって、

そこと真っ向から闘うなんて、無謀ですね。

大手の事務所さんは、人材も豊富ですし、何よりマンパワーが全然違います。

お客さまに提供できるメニューだってたくさん。

私の持っている手札の数倍以上、手札があるわけです。

原則:数が少なければ分散してはいけない

これが原則です。

手札が少ないにもかかわらず、

あれもこれも、何でもやってみよう。

大手の事務所さんと同じような仕事の仕方をやってみよう。

これは無理ですね。

手札が少ないのであれば、その手札をすべて使って、

一点集中一点突破。

これが勝利するための原則です。

幸い、私には国税での勤務経験がありました。

数少ない手札のうちに、

「税務調査経験」

というものがあったのです。

ここに全振りする。

税務顧問、記帳代行、決算申告作成・・・

税理士が提供している「王道のメニュー」。

これで真正面から戦うのは、私に勝ち目はありません。

だからこそ、開業当初の時期、思い切って捨てることにしたのです。

そして、「税務調査に関する仕事」だけに自分の手札を集中して投下することにしたのです。

最初は厳しかったですが笑

恐怖に耐えて一点集中した結果、

なんとか税理士として開業3年目を無事に越えようとしております。

自分が一点に集中すべき物事は何か?

これの見極めを確実に行いましょう。

そのためには、自分の強みと弱みを押さえること。

強みはそのまま一点集中に使えばいいですし、

弱みは、自分が避けるべき物事を判断するために必要です。

・・・余計な物事に手札を切る余裕はないですからね。

あと、自分の経験を徹底的に棚卸しすることも忘れずに。

「自分なら飛びぬけている!」

と思える「何か」が見つかるはず。

その手札をもって、一点に集中して穴を少しずつこじ開けていく。

最初の穴をこじ開けるところが一番大変なのです。

しかし、一度穴が開いたら後は簡単で、その空いた穴を少しずつ広げていけば

また、違う分野への進出も可能・・・と。

不安に負けずに手札を分けず、一点集中で開業当初を乗り切りましょう。

さて、あなたが持っている最強の手札は何ですか?

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。

午後からは法人のお客様の届出関係の作成。

別のお客さまのExcel会計入力。

蔵書整理。