回り道も必要

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、回り道も必要、というお話。

回り道はイヤなもの

回り道、普通は嫌ですよね。

目的地には最短距離でストレートに進みたいもの。

ところが、回り道をしたおかげで、最短距離を進むよりも結果、良かったということもあります。

というよりも、「回り道することが必要だった」と言えますか。

思えば。

私が税理士資格を取るために費やした期間は、

10年です。

いくつかある税理士資格取得のルートのうち、税務署職員のルートを通る形にはなりましたが、

それだけの時間がかかりました。

世間では、数年間でササッと税理士試験を突破して税理士資格を取得する方もいらっしゃるようですが、

私はそれを横目に、

あと何年かかるのかと資格取得の日を待ち望みながら毎日税務署で働いていました笑

結果、独立した時35歳。

20代を税務署の人間として過ごして終わりました。

回り道せずに、20代のうちにサッサと独立できていれば。

回り道も必要だった

と、思ったこともありました。

でも、今考えると、

国税職員の10年間も必要でした。

そのおかげで、税務調査対応が自信をもってできるのです。

自分の仕事で使うことができる「武器」を持つことができています。

また、大きい組織の動き方の一端を、掴むことができました。

国税組織は数万人が所属する巨大な組織。

末端ではありますが、その一員として働いてみて、

組織というものがどういう動き方をしていて、

所属する人間がどういう心理で働いているのか、

味わうことができました。

大変申し訳ないですが、

この辺りはフリーランス、小規模な事業主さんには想像できないでしょう。

まさに、大は小を兼ねる。

ストレートに試験に合格して開業したのでは、組織について実感を得ることはできないままでした。

そして今は、個人事業主としての生き方をしています。

巨大組織の一員としての生き方と、

個人事業主としての生き方、

両方を体験することができています。

だからこそ、それぞれの視点を持つことができていると、思っています。

振り返ると、国税組織での10年間は必要な経験でしたね。

無駄なことはなかった

心からそう思います。

どうして私は他の人よりも、回り道するんだろう、

他の人は順調なのに、いつも挫折ばかり、

障害なくうまくいっている人が羨ましい。

など、つい自分の境遇と比べてそんなことを思ってしまいがちですね。

私も、社会人なりたての頃は、そう思っていました。

周りの同期と比べて、どうして自分はこんなことに巻き込まれてしまうのかと。

でも、今思えば、あれは必要なことだったのです。

あの時の体験で、自分自身が磨かれて、より生きやすくなった自分がいる。

そう思えるようになると、何かあっても、

「これはどういうことに生きるんだろう?」

という視点を持つことができるようになりますね。

今の時点では、とてもではないけどそう思えない。という方もいらっしゃるでしょう。

でも、大丈夫です。

その体験は自分の目的を達成するために必要なことなのです。

こういう考え方、忘れないようにしたいですね。

【編集後記】

昨日は早朝にブログ更新。

その後、確定申告に備えて事務所の経理を進める。