必要な知識だけを「机の上」に置いておく

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、必要な知識だけを「机の上」に置いておく。

1つの分野を極めるには一生かかる

最近思うのは、1日24時間て何とかならないかなぁということ。

学びたいことがいろいろあって、時間が足りないんです。

とは言っても、やはり1日24時間というの絶対量を増やすことはできないので笑

取捨選択が大事になってきますね。

例えば、私のメインの分野である税金。

一応、一通り前の職場や税理士の試験勉強で学習をしていますが、「税金を極めた」とは口が裂けても言えない状況です。

まだまだ、わかっていないものが多いです。

でも、税金の分野を極めようと思うと、一生かかっても無理でしょう。

死ぬ時まで税金の勉強だけこなしているなんて、私はごめんですね。

他に学んでみたいことも多い。

特に最近はコミュニケーションだったり、生成AIについての情報を学んでみたい気持ちが強くなっています。

「つまみ食い」

下品な表現ですが笑

根本的に、税金の全ての範囲を勉強することは必要なんでしょうか?

税金といっても、個人事業主にかかる所得税や会社にかかる法人税、亡くなったときにかかる相続税。

おおざっぱに分けるとこの3つがあるわけです。

全部知っておく必要があるのかどうか?

一生懸命学んだとしても、それを提供する先がなければ厳しい言い方ですが、単なる自己満足です。

「私は、こんなに複雑で高度な税制を学んできました」といっても。

「では、村田さんにその複雑で高度な税制についての申告作成をお願いしたい」

という依頼がなければ、学んだ知識の使いどころがなくなってしまう。

自分が関わっているお客様が、どういう情報を必要としているのか?

そこを見極めて、必要なところをつまんで学んでいけばいいのだと思います。

これは生成AIでもそうだと思いますね。

生成AIについて学ぶといっても、めちゃくちゃ幅が広いのです。

「生成AIとは」という根本的なところから、

「生成AIが動いている仕組み」「生成AIが社会に及ぼす影響」「生成AIで仕事をどう効率するか」

といったいろんな論点がありますね。

全部学ぶんですかというと、多分無理でしょう、

というか、「生成AIが動いてる仕組み」って学ぶ必要があるのかどうか。

私個人の話をするとそれはもう趣味の範囲になってしまいますね。

生成AIの動き方を学ぶより、生成AIの使い方を学んだ方が、私としては効用が高い。

捨てないで置いておく

最初に「取捨選択」と書きはしましたが。

別に捨てる必要はないと思うんですよね。

例えば、私の専門は所得税や法人税といった事業に関する税金です。

所得税や法人税も幅が広いので、

例えば、合併とか「組織再編税制」と呼ばれるものについては、私はご依頼を受けてはおりません。

というか、組織再編税制が必要になる局面が仕事では存在しないのです。

でも必要とあらば、情報収集したり、詳しい方にレクチャーを受けたりして、仕事を進める事はもちろん可能です。

捨てているわけではないのです。

机の上に置いているイメージでしょうか?

いろんな手札を持っていて、

例えば、クラウド会計やExcelを使った会計入力、税務調査対応等ですね。

そういう手札を持って仕事をしていますが、組織再編税制のカードは机の上に置いてある状態です。

必要ならば、取り上げて手札として使うことはできるのです。

もちろん、手札として使う以上は言葉の通り、机の上からただ手元に拾うだけではありません。

錆びついた知識をブラッシュアップする必要はあります。

でも、どうすれば知識のサビをそぎ落とし、手札として使える状態にできるかを押さえているのです。

そこがポイントだなと思います。

必要になれば使える状態にまで持っていける。

つまみ食いして幅広く知識を吸収して、机の上に置いておくカードの数を増やしておく。

そして必要になれば拾って磨いて、出せるようにしておく。

生成AIが脳みその拡張パーツのような動き方をしてくるであろうこれからの時代では

知識のつまみ食いがカギとなるでしょう。

いや、もはや知識の記憶すら不要になるかもしれません。

その知識の引っ張り出し方を正確に把握しておけばいいのです。

どんなキーワードで知識が引っ張り出せるのか、検索能力が「プロ」の所以ではないでしょうか。

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。

午後からは横浜でライブイベントに参加。