タイミングは来るもの

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、タイミングは来るもの、というお話をします。

動かないときは動かないもの

目標を立てることってありますよね。

前職の面談の時もよく聞かれました。

で、それを達成しようと一生懸命働く。あるいは勉強する。

でも、どうにもうまくいかないな~。

何かと邪魔が入ったり、思いもよらないトラブルが起きたりする。

不思議なもので、一生懸命その事態を動かそう動かそうとするほど、デッドロックしてしまう。

こういうこと、ありませんか?

思い切って発想を転換しましょう。

そういう時はその目標を達成するタイミングではないということではないでしょうか。

そもそも目標達成するタイミングって、あるのか?

私はあると思ってます。

人間の目に見えてる世界は、ごく一部ですから。

その一部だけで一生懸命頑張って、何とか目標達成しようとしても、うまくいかない事はそれはあるでしょう。

その目標が今達成されてしまうと、いろんな不具合がある。

だから変な邪魔が入る。

そういうふうに考えてみるのはどうでしょうか?

資格取得のために頑張ったが

今は税理士として働いていますが、こういう資格ものは試験勉強が必須です。

税理士の試験は、やはり難しいです。

スムーズに進んで2,3年でぱぱっと取れてしまう人もいますし、

もちろん逆にうまくいかない人だっています。

私も、国税の職場に就職した頃は税理士の資格を取るために試験勉強を頑張っていました。

それこそ、プライベートの時間を全て費やすくらい。

それでも、うまくいかないんですね。

今時は税理士の資格を取るためにはいろんなルートがあります。

もちろん、試験勉強して正攻法で資格を取る。

こういう方法もありますが、

国税の職場で働いていると、一定年数経てば税理士の資格がもらえるのです。

(正確には、一部試験科目の「免除」)

就職したばかりで若い頃は、

「免除なんてとんでもない。正攻法で試験にきちんと合格をして資格を取ってやる」

と思っていました。

でも、おそらくそこで順調に目標を達成してはいけなかったんでしょうね。

もし順調に試験合格をして、税理士の資格を取っていたら。

おそらく30歳手前で国税の職場を辞めて開業していたかもしれない。

そのタイミングだと、お前はうまくいかないよと、私の頭の後ろ側で言ってるんですね。(誰が?笑)

しかも、試験勉強がちょっとうまくいかないなと思い始めだった時に、

国税局に人事異動して、多忙な毎日を送ることになってしまった。

これで正攻法で税理士資格の取得をすることに諦めがついたのは事実です。

この状態で、試験勉強をやっていられないと。

本当うまくタイミングがあったものですね。

もし、あのまま国税局に異動しないままだと、ズルズルと試験勉強に時間を費やし続けたかもしれない。

タイミングが来ると不思議なほど前に進む

国税局に異動して7年目。

基準を満たしたことで、税理士資格を取ることができました。

あの時は34歳。

しかも、ちょうど税務調査の現場の仕事から内勤に異動して、

自分の国税の職場でのキャリアについて色々と考え始めたばかりの頃。

資格が取れたよという「通知」が自宅に届いたとき、

「あ、今なんだ」

と思ったものです。

独立開業に追い風が吹ているなと。

スッパリと、辞めました。

はい、一切悩みませんでした。

これがもし、順調に試験に合格し、30歳手前で独立となった時。

スッパリ退職することができたかどうか。

何だか、「もっと経験を積みたい」とか何とか言って、未練がましく国税の職場で働いていたかも。

で、辞めるか辞めないのかどっちつかずになって、仕事に身が入らなくなっていたかもしれませんね。

また、辞める年、内勤ではなく税務調査の現場で仕事をしていたらどうだったか?

仕事が面白くて、辞めてなかったでしょう。

そして年を重ね、独立開業よりも組織での安定を重視するようになって・・・。

結局、辞めなかっただろうと。

2023年。あの年が、まさに税理士として独立開業することに最適なタイミングだったのでしょう。

すべてはそこに収れんしていたのです。

こういうタイミングは、誰の元にも必ず来ますよ。

それを絶対に逃さないように。

目をがん開きにして、チェックしておきましょう笑

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。

午後からは事務所の経理。オンラインでの打ち合わせを夕方まで。