蔵書をPDFにして保管する
なぜPDFとして保管するのか
①当たり前の話ですが、物理的な場所は限界があるし、増やすにはコストもかかります。
住んでいる自宅は、スペースはあるとはいえ数百冊も本を置いてはおけません。また、保管するにも床に積み上げるわけにもいかず。本棚が必要になります。近場のレンタルスペースを借りるという手段もあるのでしょうが、賃料はかかります。何より、物理的な場所という限界は根本的に解決していない。
PDFにしてしまえば、HDDの容量がある限りいくらでも保存できます。HDDの容量がなくなれば、買い足せばいい。電機店で販売している2TBのHDD、小さいです。場所も取りません。
②無くす(見つけられなくなる)
本棚に並べていると、見たいときにその本が見つけられなくなるのはよくあります。大抵、本棚の中で他の本に埋もれているか、そもそも本棚にしまっていなかったのか。どちらかが多い印象です。
PDFにしてしまえば、ファイルに本の名前を付けておけばいい。そうすれば、HDDの中を検索するだけです。すぐに見つかります。
③本を廃棄することに罪悪感を感じる性格であること
本は捨てることができません。後で、また読むかもしれないと思うとダメです。読むわけないのも分かっていますが、捨てることができないんです。
PDFにしてしまえば、「読む」ことはできます。物理的な本は捨ててしまっても安心。
手順
①本をバラバラにする。
・「裁断機」という、本の背表紙を切り落とす器具を使って、本のページをバラす。
私が使用している裁断機はこちら(DURODEX 自炊裁断機)→●
・ハードカバーの本は、カッターナイフを使い、背表紙を取り外してから裁断機を使うこと。
②スキャナーでページを読み込む。
・請求書などをデータに変換するスキャナーを使用し、バラバラにした本のページをスキャンする。
私が使用しているスキャナーはこちら(ScanSnap iX1600)→●
③スキャン終了時点でPDFとなっているため、お持ちのHDDに保存、あるいはタブレットなどの端末に移す。
PDFになるので、大抵の端末で読めるはず。
確かに一手間かかるが
面倒くさいと思われたでしょうか。
慣れないうちは大変でしょうが、慣れてしまえば作業感覚でできるようになるはず。
スキャン中は、録画したテレビや見たかったYoutubeの動画を見ながら、まさに「ながら作業」でPDFにしています。
私自身、一手間かけても、PDFにする利点を感じているので、当面続けるでしょう。
(世界から紙の本が消えて、全面的に電子書籍に移行したときは止めるでしょうが)
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からはホームページ作成。Stripe、無事に開通。夕方からは近所の図書館へ。
夜はモンスターハンターライズ。