自律の世界は甘くない
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、自律の世界は甘くない。変なこだわりを捨て「当たり前」をちゃんとやる勇気、というお話。
小規模・分散・自律に「向いている人」
先日のブログでは、「大規模・集中・統制」から「小規模・分散・自律」へとシフトしていく時代の流れと、
自分自身の生き方の変化についてお話ししました。
では、実際にこの「小規模・分散・自律」という世界に向いているのは、一体どんな人なのでしょうか。
私自身のこれまでの経験や実感から振り返ってみると、
まず大前提として、以下のような気質を持つ人は、この世界に向いていると感じます。
①納得できないルールや前例に、どうしても心が拒絶反応を起こしてしまう人
「みんながそうしているから」という理由だけで右を向くことに耐えられず、
自分が心の底から納得できることにエネルギーを注ぎたい人。(私のことだ)
②「社内政治」や人間関係の根回しが、どうにも不得手な人
組織内の力学や誰かの顔色を窺うことに消耗するのを嫌い、
目の前の仕事そのものの純度や、お客さまとの1対1の関わりに集中したい人。(はい私です)
③適切な「人との距離感」を大切にできる人
他者に対して過剰に干渉せず、かといって無関心にもならず、
お互いの領域を尊重した風通しのいい距離感を心地よいと感じる人。(ベタッとして付き合いは苦手)
こうした気質の持ち主は、ピラミッド組織の中では「協調性がない」「少し扱いにくい」と見なされがちですが、
自律の世界に身を置くと、水を得た魚のように力を発揮することがあります。
でも「変なこだわり」は難易度を上げる
しかし、ここで絶対に勘違いしてはならない注意点があります。
「組織が合わないなら、誰でも独立して自由に生きればいい」
というほど、自律の世界は甘くありません。(ババーン!)
なぜなら、小規模・分散・自律になればなるほど、会社や組織という分厚いクッションがなくなり、
「自分自身がそのまま看板になる」からです。
大組織の中にいれば、どんなに偏屈でクセが強く、
自己満足のこだわりを振り回す人であっても、組織の看板や制度が守ってくれます。
このことを忘れていませんか?
あなたが好き放題に仕事ができるのは、周りの上司・同僚たちのフォローのおかげかもしれませんよ?
しかし、ひとりで看板を掲げる世界では、自分の言動や立ち振る舞いといった
「人間性そのもの」がダイレクトに試されます。
「自分はこういうやり方だから」とお客さまに自分の都合を押し付けたり、
コミュニケーションに摩擦ばかり生むようなクセの強い人は、
看板を捨てた瞬間、ただの「関わりたくない人」として市場から退場させられてしまう。
私だって、めんどくさい人に仕事を頼んだり、お金を払って相談事をしたくはありません。
なんで、わざわざ。
自律の世界において、独善的なこだわりは生き抜く難易度を跳ね上げるだけなのです。
「当たり前のことをちゃんとやる」という究極の看板
では、小規模・分散・自律の世界で長く活躍し続けられる人は、何を持っているのでしょうか。
特別な才能でも、奇抜な自己演出でもありません。
私が思いますに、それは「当たり前のことを、ちゃんとやる」ということです。
約束を守る。
期限を守る。
丁寧に、素早く返信をする。
相手の時間を尊重し、嘘やごまかしを言わない。
誰かに見張られていなくても、こうした人としての基本を当たり前に、愚直にやり抜くこと。
自分の変なこだわりを相手にぶつけるのではなく、相手に対する当たり前の誠意を積み重ねること。
それこそが、自分という看板を一番ピカピカに磨き上げ、長く心地よいご縁を引き寄せるための、
唯一にして最強の土台なのだと感じています。
【編集後記】
昨日は午前中は、ネット障害の対応・・・。(おのれ、JC●M)
午後からはブログ更新。
お客さまのExcel会計の準備。
夕食後、ゲーム。


