自分の「軸」を知るには
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、自分に「軸」について。
自分がどうしたいのかが、わからない・・・
今の自分について、将来が心配だ、このままでいいのだろうかという思いがある。
でも、周囲に合わせている方が安心できる。
頭で色々と考えていると、グルグルしてしまいますね。
これは、自分の軸をわかっていないため起きるのではないでしょうか。
そして、自分の軸がわかっていないと、自分が進むべき方向を決める場面で悩むのです。
私だってそうです。
今でこそ、税金分野のお仕事をしていますが、何も小さい頃から税理士なんて目指していたわけではありませんでした。
中学生までは、将来のことなんてそんなに考えていませんでしたので別に良かったのですが、
高校生になると、大学受験が視野に入ってきます。大学受験となると、それこそどの大学に?ということから、
どの学部を目指すのか?という問いを自分に行い、絞り込んでいくことになります。
その際に、自分の成績だったり(数学が・・・)、簡単な自己分析みたいなものをして、絞っていく。
結果、理系は無理だね、ということと、偏差値が一番高いから、という理由で法学部に入ったのです。
軸を知るには「行動」すること
法学部に入った理由は、このように薄弱なものでしたが、自分で行動して決めたのは間違いないわけです。
意識するしないにかかわらず、法学を自分のバックボーンにするという軸を決めたのです。
さて、法学部に無事に入学できたものの、そこでも行動を迫られます。
それは、どんなサークルに入るのか、ということ。
これは義務ではないのですが、大学になると高校までのクラス制ではなくなりますし、
何より授業に参加する学生数が数百人になる場合もあるので、端的に人間関係が築きにくい。
同じクラスの、という概念が希薄になります。
そこで、入るサークルによっては、当然学生生活に諸に影響を及ぼします。
また、学年が上がると、今度はゼミ活動が始まります。
ゼミは、クラス活動っぽいですし、ゼミの先輩の関係をたどれば就職にも影響する可能性もありますし、ここでもどこのゼミに入るのか、
という行動をすることになります。
で、私の場合は、サークル活動とゼミの影響によって、国税の職場を選びました。
税金を仕事に、一般市民と関わることができる職場が良い、という軸を見つけることができたのです。
サークル活動に参加するという行動と、どのゼミに入るのかを選ぶという行動の結果、だと私は考えています。
もしサークルに入らなければ、ゼミに参加しなければ、
こういう自分の軸に気付くことはなかったでしょう。
「自己分析」も合わせる
行動だけでは効果が半減します。
意外と、行動しているうちは、本人もよくわかっていないものです。私も。
行動からしばらくたって、ふと振り返ると、あれがそうだったのかと気付く。
その振り返りを意図的に行うために、自己分析が必要です。
自己分析を行うことで、これまでの行動の中から自分の軸を理解していきます。
自己分析、といっても構える必要はありません。
最初は、オンラインのテストからやってみるといいです。
ストレングスファインダーとか、16の性格タイプ診断とか、そのあたりが有名ですね。
そして慣れてくれば、「コーチ」に頼むのもアリです。
自己分析は自分だけで行うと限界もありますし、何より自分の過去を自分だけで振り返る作業はしんどい面もあると思うので、
プロの「コーチ」に頼んで過去の深堀を手伝ってもらうとはかどります。
もちろん、有料でしょうが、頼んだ分の成果はあるはずです。
私は、ありました。
そうやって、「行動」と「自己分析」の両輪で自分の軸を知りましょう。
軸を知れば方向性も決まりますので、後はそこにエネルギーを注ぐだけです。
【編集後記】
昨日は朝一から栃木県佐野へ出張。
クライアントのご自宅に伺い、
今後の会計と税務についての打ち合わせ。
夜、都心に戻り夕食を済ませて帰宅。
帰宅後、ブログを更新し、就寝。