自分への設定が呪縛となる

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、自分への設定が、自分に対して呪縛になる、というお話。

自己設定

自分で自分のことをどう思っていますか?

私は、「まじめな人間」だと思っていました。

ルールは守る。

遅刻はしない。

提出物は期限通りに提出する。

そうやって、生きてきました。

でも、色んな、例えば性格診断や占いなどで自分自身について見てみると・・・

本心ではゆったりのんびりが好きな人間、とか

風流人で楽しいことが大好き、とか

今、一生懸命働いているのは、将来楽をしたいからだ、とか。

好き勝手なことを言われたわけです笑

そういわれたときは、やはり反発心を覚えました。

楽したいから一生懸命生きているわけではないし、

まじめに働いてきたこれまでのことを思うと、

実はゆったりのんびりが大好きな人間です、ということはなかなか受け入れることは難しかった。

でも、自分がまじめな人間というのは単なる「自己設定」だったのではないかと、最近気づきました。

自己設定は「呪縛」となる

自分はまじめな人間だという自己設定は、

自分なりにまじめな人間の「フリ」をしていたほうがその場で生き残りやすいという生存戦略だったのではないかと思います。

まじめな人間のフリをして、

まじめな人間が取りそうな行動を取っているうちに、

そのまじめな人間だという「自己設定」が本来のゆったりのんびりが大好きな自分を上書きしてしまって、

自分はまじめな人間だと思い込んでしまう。

自分で生き残りやすくするために設定したものが、呪縛となって自分を縛ってしまう。

本来の自分が、こっちの方が楽しそうだと向かおうとすると、

単なる設定でしかない自分が、そっちはダメと引き留めてしまう。

本来の自分と設定上の自分で股裂き状態となってしなったら、それは非常にしんどいわけです。

本当かもしれないとチラッと思って見る

性格診断テストや自己分析ツール。

意外と当たってます。

なので、もし自分の診断結果について、

「そんなことはない。そんなものは自分ではない」

と思うような結果だったとしても。

もしかしたら、自己設定した自分が診断結果を拒否しているだけではないかと、チラッと疑ってみるのはどうでしょうか?

それが、呪縛を解いて本来の自分に気付けるきっかけになるかもしれません。

そして、本来の自分の存在に気付いたとしても。

自己設定の自分を否定をしないように気を付けましょう。

曲がりなりにも、自分の生存戦略の一環で設定した存在。

自己設定した自分のおかげで、受けてきたメリットもたくさんあるはず。

設定上の自分のおかげで、ここまで生き残ってこれたことに感謝しつつ、

でも、それはあくまで設定上の自分でしかないことをニュートラルに受け入れる。

そうすれば、もっと身軽に生きやすくなる。

気がしています。

【編集後記】

昨日は早朝から新潟県へ。

道中でブログ更新。

温泉に入ったり、カレーを食べたり。