これさえなければ時間が増えるのに・・・

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、時間管理について。

このブログの内容を音声で読み上げたものを録音しました。↓

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時間が足りない

社会人になってから感じることが多くなりました。

一日は24時間。これは、今も昔も変わりません。

でも、時間に対する感覚が変わってしまった。

学生の時と社会人になってからとを比較すると、そもそも物理的な時間の配分が違います。

学生の時、特に大学時代は授業があっても一日3時間とか。場合によっては授業がない日もあったりします。

何かによって拘束される時間がかなり少ない。後は何をするのか、自分で好きに決めることができます。

時間に対する裁量が大きかった。

社会人になると、9ー17時で勤務時間として会社に拘束されます。プラス残業も。

大学生の時は大学近くのアパートに住んでいたので通学は片道15分。

社会人は通勤時間が片道最大で90分!

他者によって拘束される時間が学生時代と比べて遥かに多い。自分で好きにできる時間が、少ないのです。

となりますと、「時間が足りない」の対策としては、

自分に裁量のある時間を増やす

というように思えます。

「感覚」の問題

自分が好きに使える時間を増やせば、時間が足りないという感覚が消える。

かもしれません。

ここで私は考えました。

時間が足りないというのは、最初から「感覚」と言っています。

この感覚、ついつい物理的な時間を増やすことと思ってしまいますが、果たしてそうなのか。

時間が足りない、というのは、言葉を付け加えると、

自分がやってみたいことがあるけど、それを実行する時間が足りない

という意味ではないでしょうか。

「自分がやってみたいことがある」

ここを忘れてはいけません。

学生時代を思い返すと、確かに自分の好きにできる時間は物理的にありました。

でも、同時に、そこまでやりたいことがなかったから、時間があったように感じられたのではないか。

自分がやりたいことは特にない。でも、何かに拘束される時間も少ない。

そりゃ、時間はあるという感覚になるでしょう。

社会人になって以降は、物理的な時間も少ないですが、

やってみたいこと

挑戦してみたいこと

がドンドン出てきました。

物理的な時間が少ない+やりたいことはある

こういう状況で、時間が足りないが発動するのでしょう。

ただ時間を見直すのでは×

時間が足りないので、時間を見直そう。

そこまでは良いと思います。

問題は、見直した結果、単に今まで行っていた習慣などを辞めた、で終わってしまうこと。

具体的に言うと、

私は毎日このブログを更新しています。

ブログ更新に大体2時間はかかるとしましょう。

このブログを辞めてしまえば、毎日2時間浮きます。

一ヶ月で60時間、一年365日で730時間が浮くことになる。

じゃあ、その浮いた時間をどうするのか?

時間が足りないと言っておきながら、意外と浮いた時間を有効に使えないものです。

つい、SNSを見たり、動画をボーっと眺めたり。

時間が足りないクセに、余計なことをしています。

空いた時間を何に充てるのかをセットで考えましょう。

時間管理スキルを学ぶのはもちろん重要です。

でも、その前に、空いた時間を何で埋めるのかまで考えておかないと、結局ムダな時間を過ごすことになります。

結構、自己嫌悪に陥りますよ。

そして、時間を埋める物事を何にするか、自己分析をしておきましょう。

勉強だけでなくてもいいのです。

趣味、遊び、旅行だっていいのです。

そこまで深く自分のことを突き詰めて考えることまでが、時間管理なのではないでしょうか。

時間を見直して空いた時間に、自分のやりたいことをうまく埋める。

これができると、充実した時間を過ごした、という感覚が持てるのでしょう。

【編集後記】

昨日は朝一のブログ更新。

お昼前に外出し、お台場へ。

井ノ上陽一さんにプロフィール写真を撮影してもらい、その後対談をさせてもらいました。

対談の様子は井ノ上さんのYoutubeチャンネルにアップされています↓

夕方に帰宅し、クライアントのExcel会計をちょこっと。

メモ

Posted by corner-stones