本に呼ばれる感覚
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、本に呼ばれているなと思う時。
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リアル書店は侮れない
最近はオンラインで書籍を買うことが多くなりました。
大体いつも、毎月買うような専門誌だったり、趣味に関する雑誌は、インターネットでポチポチとクリックをして買ってます。
書籍というものはどうしてもかさばるもの。
それなりの量を買うときは、宅配業者の方が自宅まで届けてくれますから助かってますね。
それに、インターネットの通販サイトを見ていると自分の購買履歴を使ってお勧め商品を出してくれますよね。
ほぉこれは、と思うものもあるんです。
なんだか通販サイトに、自分の趣味思考が誘導されているような気がしてちょっと怖いですが、これはこれで便利ですね。
でも、実際の本屋さんに行くと、思いもかけない出会いがあるものです。
この本は買わなきゃいけない
たまたま入ったブックオフ。
別に何か欲しい本でもあったわけでなく、たまたま人と待ち合わせをしていて、その時間調整のためにふらっと入っただけ。
中古のビジネス書を見て、昔、こんな本売ってたなぁと思ったり、
法律の棚を眺めて、大学生の時は読んでたなぁと懐かしくなったり。
そうして店内をウロウロしていた時に、ふと、この本の背表紙が目に留まりました。
「タオとともに生きる」
中国の思想家、老子に関する本です。
老子は、前々から興味があったもののなかなか手が出せずにいたのですが、この本の背表紙の文字が目の中に飛び込んでくるように感じました。
そして、こう思いました。
この本は絶対ここで買わなきゃいけないと。
一応念のため、持ってたスマホで通販サイトを検索したところ、やはり中古でしか買えない。しかも、割とお高め。ということで、やはり絶対ここで買えと言われてるなと。
そしてそのまま本を手に持ち、レジに直行した次第です。
こういうと不思議に思われるかもしれませんが、本に呼ばれたのかなと思ってます。
こういう出会いがあるから、リアル書店は侮れないのです。
リアル書店は、別に自分自身の購買履歴と関係なくいろんな本が並んでいます。
その中から、自分に必要としていた本と偶然出会う。
これはネット通販ではできないことですね。
情報をキャッチせよ
これ別に、特殊な能力と言うわけじゃないですよ。
人間みんな持ってるはずです。
人間の脳みそと言うのは、非常に優秀な能力を持っています。
自分が意識をしない間も、一生懸命頑張って働いてくれています。
さっきの本を見つけた話。
あれも、自分が以前から老子について興味を持っているということを脳みそが知っていた。
そして、本屋に入って本棚をザッと眺めているときに、「ほら、ここにあなたの探している本がありますよ」と、情報を選別してくれたんですね。
人間は、普通に行動してるだけでいろんなものを見たり聞いたり、匂いを嗅いだりしているわけです。
そういうものを逐一全部反応していたら大変ですので、人間の脳みそと言うものは本当に必要なものだけを選別して意識に届けてくれています。
これは誰しも持っている、当たり前の力です。
この力が普通に働いただけなんでしょう。
やはり、リアルな書店でいろんな本を脳みそをキャッチしたので、こういう力が働いたんでしょうね。
オンラインの通販サイトを眺めているだけでは難しかったでしょう。
オンラインが社会に普及していますが、リアルな場所と言うのもまだまだ大事ですね。
【編集後記】
昨日は朝から市ヶ谷で会合に参加。
昼食を摂って帰宅し、クライアントと打ち合わせ。
夕方までブログ更新。
また都心にお出かけし、友人と久しぶりの飲み会。