物事を辞めるタイミング

2023-08-21

「今」がしんどいと諦めてしまいそうになる

今の時点でしんどいことがあると、つい、諦めそうになります。仕事では特に。

前職では、今まででしんどかったな~と感じたのは3回ありました。

最初は、内勤から初めて外回りの部署に異動したとき。体育会系、かつ、職人気質の方が多い職場で、なじめず。「仕事は見て学べ」という雰囲気でした。異動した最初の一年間は仕事がほぼできず、仕事に行くのが辛かった。

2回目は、支店から本店の内勤に異動したとき。同じライン、隣席の後輩とうまくいかず。口を利きませんでした。幸い、直接的な仕事のかかわりはなかったので、仕事上で大きな支障は出ませんでしたが、ストレスフルでした。

3回目は、本店の外回り部署に異動したとき。一番下ではありましたが雰囲気はよく、人間関係も良好だったのですが、問題は仕事そのもの。残業が多かったですね。ラインの先輩はさっさと帰ってしまい、最後まで残るのは自分だけ。仕事への経験、知識、慣れもあったのでしょう。ただ、これも辛かった。

しんどいことは永遠には続かいない

結果論ではありますが、諦めて辞めずに済んでよかったなと思います。どこかで辞めていれば違う未来もあったのでしょうが、少なくとも今とは全く違う状態だったでしょう。こうやって独立できたのも、先日まで働き続けたから、と振り返って思えるようになりました。(その分、いろんなものを差し出しました。)

3つのしんどいことも、それぞれ1年限定のことでした。定期人事異動です。あの当時は永遠に続くように思いましたが、1年で環境も変わり、関わる人も変わり、仕事内容も変わる。

諦めることも時には必要でしょう。ただ、しんどいことは永遠には続かない。諦めて辞めるのはいつでもできる。今のタイミングで、本当に辞めていいのか、判断する必要があると思います。

(もちろん、これは状況次第。場合によっては、法的手段に訴える、あるいは自分自身を守るために緊急避難することも必要なのは大前提です。)

辞めるタイミングを探る

しんどいことは永遠には続かない、と書きました。しかし結局、私も諦めて辞めたわけです。組織であと30年以上働くことを諦めてしまった。でも、タイミングは計ったつもりです。独立へ向けて少しずつ準備を進め、最後の1ピースが埋まった段階で、辞めました。後にずらすことはいくらでもできた。ただ、これ以上ずらすともう辞められなくなっていたかもしれない。

仕事だけではなく、プライベートでも、物事を辞めるのはいつでもできます。だからこそ、辞めるタイミングは見定めたい。

メモ

Posted by corner-stones