インプットに即効性はなくていい

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、インプットに即効性はなくていい。大人の学びは「適度に忘れる」くらいが丁度いい。

インプットは即効性がなくていい

最近は、コスパやタイパが重視される時代ですので、

◯分でわかる!とか、

A4一枚で理解するとか、

楽で素敵で簡単にできるインプットがもてはやされているように思います。

即効性が求められる時代なんでしょうか?

気持ちはよくわかります。

とにかく時間がない現代人です。

社会の移り変わりも激しく、インプットを怠れば即座に置いていかれます。

あれもこれも学びたいけれど時間がない。

だったら、お気楽に、時間をかけずにインプットができればそれが良いに決まっています。

でも、インプットに即効性は求めなくて良いのではないかと思うのです。

まさかのタイミングで効いてくるかも

ちょうど昨日、相続税の制度である小規模宅地の特例についてのケーススタディを学んできました。

私の最も得意とする事は法人税です。

会社の税金、ビジネスに関する税金が専門です。

さらに言うと、税務調査対応も得意です。

そんな私がなぜ、相続税の制度について学んでいるのか?

学んだ事は、どこかで必ず効いてくると信じているからです。

確かに、今日明日、小規模宅地の特例を仕事で使う事はないでしょう。

でも、税理士として仕事をしていると、お客様から様々なご相談が寄せられます。

相談を受ける間口は広い方が良いと思っています。

もしかすると、法人のお客様からご自身の相続に関してのご相談も来る可能性がある。

その時に、今回学んだ知識が生きてくるのです。

私にご相談いただけることで、何かしらのヒントや道筋を見つけていただけたら。

これが遠回りのインプットの成果なのです。

こういう事は、コスパやタイパの範疇の外にあります。

「いつ使うかわからない知識を学んでいるのか?」

と、聞かれたら、

「いずれ必ず使う時がある」と返すでしょう。

効率性を重視する時代に対するカウンターみたいなものですね。

選り好みをしない、適度に忘れる

どんな知識がいつどこで効いてくるのかわからない。

なので、学ぶ知識は選り好みをしないことが重要です。

例えば、所属する団体の研修会など、基本的に参加をするようにしています。

研修のテーマは様々です。

税制改正のテーマもありますし、法人税や所得税、消費税に相続税、税務調査に関する研修もありました。

そういったものを選り好みをせずに、淡々と学んでいく。

ここで、こんなもの学んだって使わないだろうとか、これ興味ないわとか、そういう事は言わない笑

学んだ知識を使うかどうかは、今からわかるものではないですし、

学んでみた結果、案外面白いかもしれませんよ。

その上で、適度に忘れる。これも重要だと思います。

学んだ知識をずっと覚えておかなきゃいけないとか、帰宅した後、ノートにキレイに整理するとか。

そういう優等生みたいなことをしていると、学びが嫌になります。

忘れていいんです。

意識の表層から忘れても、脳の奥底では無意識のうちに情報が結びつきあっているもの。

忘れることで、学んだ知識が熟成する。そう、思いましょう。

インプットすること自体が大事であり、何かのきっかけに忘れた知識は思い出すものです。

「そういえば、どこかの研修会でやった気がする・・・」

この程度で充分なのです。

「どっかでやったなぁ、確かあの研修資料かな?」

逐一確認をすればいいんです。

インプットを義務にしてしまうと、仕事みたいで嫌なので笑

タイパを気にして学ぶこと自体をやめてしまうなら、適度に忘れる前提で選り好みをせずに淡々とインプットを行う。

その上で、気持ちよく忘れてしまう。

これが、即効性のないインプットのコツなのです。

【編集後記】

昨日は午前中から都内に出張し、ブログをちょこちょこ。

午後からは研修会に参加。

帰宅後、ブログ更新。