動かないことを「決断する」
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、決断するということ。
決断の日々
「決断」というと、何だか大げさなような気がしますが、
人間は毎日、大なり小なり何かしらの決断をしています。
例えば、今日の昼食は何を食べるか。
ここで、いつも食べているハンバーグ定食にするのか、
あるいは、日替わり定食にするのか・・・。
たまには刺激を、と思って結局、日替わり定食にしました。
普段あまり選ばないのですが、今日の定食は美味しく。
ここでは、日替わり定食を選ぶ、という決断をしているのです。
こんな小さなことだけではなく、
最近の大きな決断と言えば、やはり「独立開業」。
国家公務員という仕事を捨てて、
税理士という個人事業主にジョブチェンジするという決断。
今日のご飯どころではない、
人生を左右する決断です。
このように、人生にかかわる決断から些細なことまで、
生きている限り何かを選ぶことからは避けられません。
何もしない=決断していない?
決断には、
積極的なものと、
消極的なもの、
2パターンあると思います。
積極的なものと言えば、まさに「独立開業」ですね。
何かを行動する決断です。
消極的な決断とは何か?
「何もしない」という決断、
「周囲に流される」という決断。
こういうものかなと。
もし、以前の私が独立開業せずに公務員として働き続ける、
という選択をした場合も、
「辞めないという決断」をしたのです。
自ら動かないと決めて、その通りにしたのです。
先に、「消極的な」と書きましたが、
どうせなら、消極的に動かないという決断を「主体的に」したいなと思っているのです。
独立=正解?
今の時点の私は、
公務員を辞めて独立開業したことを、正しい決断だったと評価しています。
(前職の方には申し訳ないですが)
では、公務員の方、全員に独立することを勧めるかどうか。
それは話は別。
独立することが向いている方もいれば、
組織内で働くことが向いている方もいるのです。
その人にとっては正解でも、
別の方にとっては不正解、
ということも普通にあります。
ですから、組織に残って定年まで勤め上げることを選んだ方のことを、
間違っているとは言いたくありません。
だからこそ、
自分で望んで、独立しないという決断をしてほしいなと思います。
ここで、
お金が不安だとか、
家族に反対されているとか、
ここまで出世して今更辞められないとか、
独立しようかどうか、悩んでいる方もいるでしょう。
そういうことを理由にして、
結果的に動かないという決断はしてほしくないかなと思います。
この決断は、間違いなく後悔します。
だったら、
「自分は独立しようかと思ったけど、あえて独立しないという決断をした」
と、「主体的」に消極的な決断をしてほしいのです。
ここで、
「本当は独立したかったのに、○○のせいでできなかった」
となってしまうと、自分にとっても傷が残りますし、
組織にとっても、こんな考え方のメンバーがいるようでは
パフォーマンスを完全に発揮できないでしょう。
別にいいじゃないですか、独立開業しなくったって。
自分で選んで組織で生きていくことを決めたのです。
自信をもって、動かないという消極的な決断をしましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後から神田に出張し、クライアントと確定申告作成の打ち合わせ。
夕食を摂り帰宅。
夜は、「三國無双ORIGINS」。