自分の長所がわからない・・・
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、自分の長所について。
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自己紹介が苦手
昔からそうです。
学校でも、社会人になってからも、自己紹介をする機会は何度もあります。
こういう時、何を言っていいのか未だによくわかりません。
ただ、社会人になってから数年たつと、大体皆さん毎年の人事異動のタイミングで行う自己紹介で何を言うのか、パターンが見えてくるのでラクにはなりました。
私の場合は、
採用年度、前任部署、異動しなかった場合は現在の部署で何年目なのか、これまでの経歴をサッと、今年の意気込みをひとこと。
こんなところを言っておけばハズレはない、みたいな。
職場の自己紹介はテンプレートができたので、公務員時代の最後の方はそこまで何とも思わないようになりました。
さすがに同じ内容を毎年なので、慣れますからね。
全く新規の場所で、例えば自己紹介シートみたいなものを作成するとき、そこに「自分の長所・短所」という箇所があると、困ります。
短所はね、まだいいんです。そんなことは自分でよくわかっている。
問題は、長所。
恥ずかしくて書けない
長所を自分から開示するということは、
「私はこういう良いところがありま~す!」
っていうことでしょう。
何と恥ずかしい・・・。
それ以前に、自分の長所、スラスラ出てくる人間なんているんでしょうか。
気を付けないと、自分が思う長所=単なる思い込み、思い上がり、ということにもなりかねません。
なので、ここは「真面目」とか「優しい」とか「穏やか」とか、何とも当たり障りのない言葉を書いてごまかしていました。
公務員のときは、この状況を別に何とも思っていませんでしたが、税理士として独立開業するにあたって、考えを改めました。
自分はこういうところが得意です、とはっきり宣言することが必要になったのです。
独立開業するということは、自分自身で勝負をするということ。
これまでは、「公務員・国税局職員」という看板を使うことができました。
村田個人の前に、この人は国税局の職員さんだと思っていただけていました・・・はずです。
でも、独立開業した以上は、この看板は使えません。「元・国税局職員」の看板に、どれだけの効力があるのか・・・。
そのため、「セルフブランディング」が自分にとっては必要になるのだと思ったのです。
結局は、ヒトから言ってもらったことが一番
そこから、いろいろと試してみました。
強み診断テストとか、性格診断とか、いくつも。
でも思うのは、こういうテスト物は、主観が強く入るのではないでしょうか。
テストの設問に答えるのはあくまで自分自身です。
あなたは○○なことがありますか、と聞かれ自分で判断して答える。
その結果のレポート、どこまで信用ができるのか、と。
設問への答えが、自分が単に思い込んでいる方向で答えていれば、レポートも変わってしまうでしょう。
結果のレポートが客観的なものかどうかというと、私は疑わしいと思います。
では、何を信じればいいのか。
自分のお客様、クライアントが言ってくれた言葉ではないでしょうか。
それこそ、客観的な評価なのです。
それを素直に受け入れましょう。
謙遜する必要はないのです。
それを強みに、仕事に活かせばいいのです。
私の場合だと、
- 雰囲気が柔らかい
- 話をちゃんと聴いてくれる
- 問題を認識する力が高い
とかですかね。
自分が普段、どんな風に仕事をしているかなんてわからないものです。
だからこそ、こういうクライアントからの何気ない評価の一言をキャッチする必要があります。
聞き逃さないように、アンテナをしっかり張りましょう。
そうすれば、自分の「長所」の解像度が上がるかもしれません。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新と掃除。
午後からはブログの読み上げ版の録音と仕事関係の調べ物。
夕方からは図書館とか買い物とか。
夕食後は「モンハンワイルズ」。