人間関係を作る
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、人間関係について。
誰と仲良くするか
公務員時代と違うのは、放っておくと人間関係が希薄になること。
特に私は「ひとり税理士」。
従業員を雇っていないので、仕事中は基本的に一人で過ごしていることが多いです。
この点、意識しておかないと、日中は誰とも話さないなんていうのが当たり前になってしまいます。
クライアントが増えるにつれて、人間関係も少しずつボリュームが出てくるのでしょうが、
これは増やそうと思って何でもかんでも増やせばいいものではありません。
公務員時代は違いました。
まず、職場の同僚がいます。上司部下がいます。
これは、人事の関係で仕事上の人間関係を強制されるということでもあります。
好き嫌いではないのです。
ただ、このおかげで、職場内の人間関係は嫌が応にも広がるのです。
職場内でも人脈構築にあまり積極的ではなかった私でも、毎年10人くらいずつは仕事でかかわりがある方が増えるのですから、
ある意味では助かった分もあります。
前職は毎年の人事異動の際に大幅に職員が入れ替わります。
自分が異動することもあれば、自分以外の職員が異動することも。
どちらにせよ、同僚が固定化されるという現象はあまりないように思います。
なので、勤務期間が長くなればなるほど、この人は知ってる、あの人も知ってるということが増えるのです。
人付き合いを強制されるか、自分で作るか
公務員時代は職場での人付き合いはある意味で強制で、
「私はあの人嫌いなので、仕事上の付き合いもしません」
というのは通用しません。
嫌いな上司でも、仕事上は決裁のハンコをもらわなければいけない。
嫌いな同僚でも、仕事上のフローに従って、連絡を取ることもある。
我慢して大人の対応で、という場面も多いでしょう。
嫌いな人間とでも、組織では付き合わなければならない。
人間関係が一番のトラブルの原因と言ってもいいでしょう。
反面、独立開業すると、付き合う人間は割と選ぶことができるようになります。
あ、ケンカする必要はありません。そうなるとただの迷惑者。
この人、合わないな~と思えば、スッと身を引けばいいのです。
これはクライアントに対しても。
まじめに申告納税する意思のない方、脱税思考の方は、弊事務所ではお付き合いはいたしません。
これは大前提ですね。
公務員時代は大変でした。
「管轄」という概念がありますので、
「あなた、役所に迷惑かけるので、今後は窓口に来ないでください」
とか、言えませんもん。
違う税務署に行ってもらうとか、そもそもできませんし。
いわば「ゲーム」感覚
仲間とか、同志を見つけていくようなものです。
特に、自分の仕事内容について。
これを聴きたいなら、この人がいる。
あれを質問したいなら、こういう人がいたなとか。
何でもかんでも、自分でできるわけではないので、
自分なりのブレーンを作ることができるのです。
自分で調べるのもいいですが、やはり専門家に聴くのが一番早い。
税金でもそうです。
あれ、この税制ってどうなってるの?
とか、税理士でも普通にあります。そこは、その分野にもっと詳しい税理士さんに教えてもらうのです。
それ以外にも、クライアントと事業のお話をすると、
税理士としての自分ではフォローしきれん
ということが出てきます。
こういう場合でも、
「私は対応できませんが、専門家をご紹介しますよ」
と伝えて、仲を取り持つことができれば、クライアントにも喜んでもらえる。
この点、誰でもいいという訳にはいかないので、
やはり基本的なビジネスへの感覚は共通している方がよさそうですね。
個人事業を始めてまだ2年目ですが、人間関係は作っていくものだなと思います。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
その後、千葉県に出張し、クライアントのご自宅へ。
個人事業主の確定申告についてのご相談。
都心に戻り、面談のまとめ。夕食を済ませて帰宅。