仕事を積み上げる
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、積み上げるということ。
段々良くなっていくもの
仕事をしていると、段々良くなります。
積みあがっていくのです。
良くなる、というのは、はっきりした内容ではないですが、
仕事に係る時間が少なくなるとか、
完成度合いが上昇するとか、
複雑な内容でも取り組めるようになるとか。
最初の方はうまくできないものです。
というか、最初から上手にできるものなど、ほとんどないと思います。
ただ、その中で適性があるのかないのか、この問題は大きいでしょう。
適性があるものなら、比較的早く積み上げることができます。
適性が無ければ、大変ですね。苦労しますし、ストレスもたまります。それでも、少しずつなら積上げることができるのです。
税務調査は「苦手だった」
はっきり言って。
ですので、税務調査の担当になった最初の1~2年の間は本当に辛かった。
それでも。
3年目からでしょうか。
段々調査のコツというか、勘所というか、そういうのがわかって来るんです。
これも、自分が苦手に思いながらも「積み上げる」ことをしてきたから。
もちろん、周囲の若手を見ていると自分よりも華々しい成果を上げている職員はいくらでもいました。
そういう職員は積み上げる速度が速い。
私はゆっくり積み上げる。
でも、一定水準まで積み上げると、あとはラクになりました。
税理士となって
調査が得意で仕方がない、というならむしろ辞めていないでしょう。
とはいえ、税理士の中に限ると、調査の仕事の積み上げはスタートダッシュが可能です。
税務署で積み上げたものは、税理士となってから応用できます。
税務調査対応という仕事に関しては、税務署での積み上げがそのまま使えたりするので、私にとってはアドバンテージがあります。
かつては税務調査が苦手だった私でも、積み上げたものはそれなりにあると思っています。
これから税務調査対応の仕事を重ねることによって、また積み上げることができます。
税務署とは違って、税理士には管轄はありません。
ご依頼がある限り、日本全国どこにでも行きますし、ご依頼を受ける業種も制限をかけていません。
税務署時代とはまた違った、仕事の積み上げができるのです。
だからあせらず。
「大器免成」ということで、積み上げることに終わりはないのです。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からの予定がキャンセルとなったので、いったん仕事を整理。
面談内容をまとめたり、案件の管理を行って、すっきりさせる。