仕事の入口を整える理由

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、仕事の入口について。

自分に合った仕事の「入口」

昨日のブログで、仕事の間口と入口についてお話をしました。→「間口は広げる、入口は整える」

このうち、入口について少し思うところもありますので、独立した記事にしました。

さて、入口とは

ご依頼を受けるルート、仕事の方向性

この2つのことを私は言っています。

そのうちの、ルートについて。

自分にはどんなルートが合っているのか。

これを考えておく必要があります。

横並びに、ホームページに事務所の電話やFAX番号を掲載し、お問い合わせフォームを作っておいて、

交流会などに参加して名刺を配る・・・。

とりあえず、これでいいのだろうか?

そうですね、そういうやり方がストレスに感じない、という方はその方法で構わないと思います。

いきなりの電話を対応できるか

私、これができない。

物理的にもメンタル的にも。

弊事務所は「ひとり税理士」。電話番をしてくれる方はいませんし、そういうサービスも使っていません。

なので、いきなり電話がかかってきても対応できない可能性が高い。

あと、いきなり電話がかかってきて、口頭ベースで仕事の話をされると対応できないのです。

落ち着いた返答が難しい。

責任者は私一人だけ。誰かに振ることができない。

税務署時代は違いましたね。

「担当者」なるものが存在しますし、よくわからない場合は保留にして誰かに聞いてもいい。

何かトラブルがあっても、上長が責任者という立場でいる。

何より、税務署は縦割り組織。自分の電話が鳴るということは、用件は大体想像できるのです。

ひとり税理士の場合は、担当者がいません。全部自分です。

保留にして誰かに聞くこともできない、上長もいない。

ということで、いきなり電話があっても自分できちんと対応する必要があるのです。

しかも、どんな電話がかかってくるのか、予測がつかない。

仕事の話ならともかく、各種営業の電話だったり、仕事と無関係に思えるような電話まで。

そういうものに、いちいち自分で対応できるのかどうか。

私は、無理です。

口頭で当意即妙に対応する等、できないのです。

余計なことを口走りそうで・・・。

だからこそ、ホームページで受注する

事務所の電話番号(というか、私の携帯番号)は、公開していません。

・・・税理士会の方で公開されているかもしれませんが、はっきり言います。

あの電話番号にかかってきた電話は、一切対応しません。

私がクライアントにお伝えしている電話番号は、別にとってます。

過激なことですが、仕事のご依頼の可能性があっても、発信元がわからない番号の場合は、電話に出ません。

電話の場合、私がお客様に責任を持った対応ができない恐れがありますので。

ホームページからのご依頼の場合は、相談内容を入力していただくフォームを設けていますので、

ご依頼内容を文章という形で把握して、自分の中である程度相談シーンのシミュレーションができるのです。

場合によっては下調べなんかも。

それでも、実際にクライアントとお会いするまでは結構、緊張します笑

それに、ホームページには私のプロフィールなんかも記載していますし、このブログへのリンクも貼っています。

興味を抱いていただければ、そちらを読んで、税理士村田の人となりを少しでもご理解をいただいて

仕事をご依頼いただけているんだなと、安心できるんです。

さて、ルートとしては他にも、いわゆる「紹介会社」というのも利用しています。

手数料を支払う形にはなりますが、最初は紹介会社の担当の方を挟んでクライアントとやり取りする形になりますので、

一歩引いた対応ができるのです。

どのようなご依頼なのか、事前に把握もできますし、多少安心なのです。

もちろん、長期的にはホームページからの受注のみで事務所を経営していくことを目指してはいますが、

なかなかの茨の道。

ホームページを公開して1年半たちますが、まだまだ受注はポツポツといったところ。

短期的な成果は出ていませんが、それでも、これが自分に合ったやり方だと思っていますので、

少しずつでも入口を整えて、成果につなげていきたいと思っています。

【編集後記】

昨日は朝一のブログ更新。

お昼前に外出し、毎月の氏神参拝。

昼食を済ませて帰宅し、クライアントの申告提出と事務所の月次決算。

夕食後は、三國無双とモンハンを寝るまで。

メモ

Posted by corner-stones