知識を入れ続ける
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、勉強について。
専門職として勉強は必須
税理士という仕事柄、勉強から逃げることはできません。
特に、税制は毎年何かしら改正があるもの。
クライアントとの面談の際には話題に出ることもあるでしょう。
そうなったときに、そんな改正があるんですか?というのは、ちと恥ずかしい。
また、勉強して新しい知識を身に着けると、それを仕事につなげることもできます。
ご依頼いただける仕事の幅も広がるでしょうし、
何よりこうやって発信のネタにもなったりします。
税金の分野は、実務的なものから学問的なものまで、奥深いものがあります。
よく言われているのが、勉強しても勉強しても、わからないものがどんどん出てくるので終わらない、と。
分野を広げる
とはいえ、自分が得意としている税金だけ学んでもつまらないなと思います。
私の場合は、バックボーンとして法人税が大きいものがありますので、どうせなら法人税以外の勉強を進めたいところ。
特に、資産税分野はそうですね。
長くクライアントとお付き合いをさせていただいていると、どうしても相続税の話は出てくるもの。
その時に、いや、専門ではないんで、と逃げを打つのか。
逆に、相続税も学んでおいてご相談にしっかり対応できるようにしておいた方がいいでしょうね。
また、税金だけしか学ばない、というのも寂しいものです。
あの人は税理士だけあって税金は詳しいけど、それ以外は何も話題が無い、と言われるのはイヤだなと笑
最近の世の中の流れについていく、というと大げさかもしれませんが、
新しい知識を頭に入れていかないとあっという間に過去の人になってしまいます。
仕事道具関係も日進月歩ですからね。
で、学ぶために手っ取り早いものは、「読書」ですね。
いまどき通販で買えますし電子書籍もありますし。高くても3000円も出せば大概の本は買えます。
30代の後半に差し掛かったこともあり、人間としてどう生きていくか、みたいな本も読んでみたいですね。
こういう本は、日本人が書いたものもありますし、外国の方が書いたものもあったりで、たいがいどこの本屋に行っても置いてあります。
感触としては、外国の翻訳本は分厚くて内容もボリュームがあるように思います。
こういう本を日本語で読めることのありがたさ。
あとは、外出しての実地体験も大事。読書ばかりしているとしんどいので、外出もしたい。
最近、温泉巡りに行く機会がありまして、
山奥の温泉から川のすぐそばを流れる掘っ立て小屋の温泉までいろいろと。
フィールドワークもやってみるのもいいかもしれませんね。
勉強の仕方を身に着ける
これが一番大事。
一日24時間しかないので、そこで仕事をしてプライベートの用事も済ませて、
食事やら家事やらこなして、そのうえで勉強も。
勉強も税金とかそれ以外のものまで、となれば、時間が足りません。
効率の良い勉強の仕方を自分なりに見つけるしかないと思います。
税金で言えば、例えば今回の税制改正でどこまでチェックするのか。
がっつり学ぼうと思えば、当然原典に当たって一行ずつ読み込んで、となるのでしょうが、
まぁ時間がかかるわけです。
こういうの、どうせ雑誌の特集とかでやるんでしょうからそういうのをサラッと読んで済ましてしまうのも手、でしょう。
自分のクライアントの顔を思い浮かべてみて、関係なさそうな分野は見出しだけ読んで後は飛ばす、でもいいのでは?と。
例えば、賃上げ促進税制。これも近年では改正が重ねられている分野ではあります。
が、私のクライアントにとって、賃上げ促進税制の情報が必要かどうか。
必要なさそうなら、深く学ぶ必要はないわけです。今は。
学ぶ内容に濃淡をつけて、時間を作る。
で、実際に必要になった時に学べばいい。
ただ、その時にどうやって深く学ぶのか、学習の方法を身に着けておかなければなりません。
どこを調べればいいのかわかりません、ではお話にならない。
そうやって時間を空けて空けて、税金以外の学びも入れていく、ということになるでしょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からは散歩とテレビゲーム。
夕方から来週のクライアントとの面談用の資料を作成。