税務調査の連絡が来たら
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、税務調査の日程について。
税務調査の連絡は突然に
基本的に、税務調査は「事前の連絡」が来た上で実施されます。
でも、この「事前の連絡」は突然やってきます。
税務署から調査に行きたいと電話口で言われたら、普通の方は気が動転してしまいます。
ですので、この連絡があった日からかなり近い日程で税務調査の実施日を約束してしまう、ということもあるようです。
税務署の調査官から、
「〇月〇日に調査に行きたい」
と言われて、抵抗するのは難しいですよね。
調査日程は融通が利く
でも、調査官の言う通りの日程で調査を受ける必要は全くありません。
自分の仕事やプライベートの予定を優先して、調査日程を決めてもいいのです。
勇気を出して、調査日程の交渉をするようにしましょう。
意外と、日程の交渉には応じてくれるものです。
それに、調査を受ける・・・と言っても、何の準備もしないまま調査を迎えるかというとそうではないですよね。
帳簿を準備したり、調査官から指定された書類も整理しておく必要があります。
このあたりの「調査を迎える準備」の時間も考えて、余裕を持った日程の交渉を行うようにしましょう。
・・・でも。
できれば調査官と直接やり取りしたくない。
こうお考えになる方もいらっしゃるでしょう。
こんなときは、税理士に調査の立会いをご依頼ください。
納税者に代わって、税務署との窓口を務めることができます。
そのためには、
その場で日程を決めない
ことが大事。
「今、予定が確認できないので、確認してから電話をします」
こう言って、電話を切ってしまいましょう。
その上で、税理士にご依頼ください。→税務調査対応
やっぱり日程を変えたい
これ、可能なんでしょうか・・・?
結論、全然問題ないです!
いったん、調査の日程を決めてしまっても、後から変更することは何の問題もありませんし、
何より、調査官から
「調査日時・調査場所の変更がある場合は、理由と共に申し出てください」
と、言われているはずです。
なので、調査日程の変更はやっていいんです。
ただし。
何でもいいわけではありません。
あくまで「合理的な理由」がある場合に日程変更に応じてくれるので、そこは要注意です。
【編集後記】
昨日はゆっくり目のスタート。
お昼までにブログを更新。
午後からはクライアントから受領した資料の整理を。
前日がイベント目白押しだったので、スロースペースで。