二者択一が選べなかったから。私が国税局を辞めて「一人」になった理由
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、二者択一が選べなかったから。私が国税局を辞めて「一人」になった理由、というお話。
なぜ前職を辞めたのか
そもそもなぜ私が国税局を辞め、現在のような環境で働いているのか、
という「独立の理由」について書いてみたいと思います。
独立した理由を突き詰めていくと、結論は非常にシンプルです。
「二者択一が選べなかったから」です。
大きな組織にいると、ある程度の年齢やキャリアを重ねた時にどうしても「2つの道」のどちらかを選ぶことを迫られます。
一つは、「出世しない代わりに、税務調査の現場でプロフェッショナルとして働き続ける道」。
もう一つは、「出世する代わりに、現場を離れてマネジメント(=管理職)の仕事をする道」です。
私にとって、この選択は究極のジレンマでした。
せっかく組織に残るのであれば、当然、さらに上を目指したいという強い思いはあります。
しかし、出世の階段を登るということは、同時に「自分が本当にやりたい税務の仕事」から離れ、
あまり興味のない組織内の仕事もやらなければならないことを意味します。
「究極のワガママ」を通すための「一人」
現場で税務の仕事に深く携わり続けたい。
でも、どうせやるなら上を目指したいし、興味のない仕事には時間を使いたくない。
この「どちらの道も選べない」状況に直面した時、私の中で出た答えは「独立する」というものでした。
独立して、別の税理士事務所に入るという選択もしませんでしたね。
今思い返せば、無謀な決断だったと思います。
変に「なんとかなるやろ」という思い込みのような考えでした笑
何より、ヒトサマの事務所に入れば、結局はまた何かのルールや妥協に従わなければならないからです。
仕事のフローはこうで、ソフトはこれを使って、お客さまにお渡しする資料はこれとこれを作って、みたいな。
今の私の環境は、すべてが「究極のワガママ」でできています。
先週からブログに書いてきたように、働く場所も、相棒となるパソコンも、構築するAIのシステムも、
すべて自分の価値観だけで決めることができる。
この「ワガママ」を全力で通すために、私は一人でやっている、と言っても過言ではないかもしれません。
両方の「プレッシャー」を背負う覚悟
しかし、この「一人」という働き方は、決して楽なものではないのです。
すべてを自分の価値観で整えたことで「自分の思い通りにパフォーマンスを発揮しやすくなった」こと。
そして、組織の看板がなくなり「すべての責任を自分で負うことになった」こと。
今、私はこの「両方のプレッシャー」を常に背負って生きています。
言い訳ができる環境を排除し、最高の仕事ができる環境を自分で作った以上、もう誰のせいにもできませんね笑
でも、このヒリヒリとしたプレッシャーこそが、独立の最大の醍醐味であり、自分が生きている実感であるのもまた事実。
用意された2つの道から「選べなかった」からこそ、私はそのレールから離れ、自分だけの第3の道を選びました。
すべての責任を背負い、自分のやりたいように仕事ができている今。
あの時の「選ばず、離れる」という決断は、間違っていなかったと確信しています。
【編集後記】
昨日は午前中はブログ下書き。
前職時代にお世話になったOB税理士さんとランチ。
帰宅後、ブログ更新。
お客さまのExcel会計、決算に向けてのツメ。
申告ソフトの設定など。


