無意識のうちに耐えてしまっている?

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、無意識に耐えているかもしれない、ということ。

独立開業して変わったこと

公務員を退職してからもう少しで2年になります。

おかげさまで、色んな人とのご縁が繋がり、ここまで個人事業主としてやっていけております。

生活スタイルも仕事内容も、独立前と比べて大きく変わりました。

その中で、同時期に開業された個人事業主の方とお話をしていたのですが、

今思うと、独立して良かった

ということでお互いの意見が一致しました。

その「良かった」点も複数ありますが、そのうちの一つが

満員電車に乗らずに済んでいること

でした。

確かに。

私、満員電車に乗れなくなりました。

通勤時間帯問わず、人がぎっしり詰まった電車を見ると、気分が悪くなりますし、

実際に無理をして乗り込んでも、メンタルに甚大なダメージを負うのです。

あの、圧迫され身動きが取れない苦痛、(空調を点けてくれているとはいえ)蒸し暑くて不快な空気、そして通勤時によく発生する遅延に伴う苛立ち。

・・・いやマジで無理だわこれ。

準急とか、通勤急行とか、乗りませんもん。各駅停車で快適に移動です。(その分、時間のやりくりが必要ではありますが)

通勤は大きなストレスだった

移動は好きです。

出張も好きです。

クライアントと対面で打ち合わせをするときは、なるべくクライアントのご自宅や事務所にお伺いするようにしています。

これは税理士としての実務的な意味もあるのですが、やはり移動が好きだから。

でも、通勤は別。

毎日同じ場所に通いますし、何より移動空間が悪い。

通勤すること自体が大きなダメージ、ストレスになっていたのです。

・・・思えば、朝一に会社に着いた時点ですでに疲れていたような。

通勤がストレスなのは、当たり前なのかもしれません。

でも、そのあたり前から解放され、ここまで快適になるとは思っていませんでした。

もしかして、自分が思う以上に自分自身にストレスを与えていたのかもしれませんよ。

新卒から定年まで、40年。

このストレスに40年近く晒された自分はどうなってしまうのでしょうか?

不思議なことに、公務員時代のもう一つのストレス、「長時間労働」はそこまで苦にならないのですよね。

必要となれば、朝から夜中まで働くこともあります。

でも、公務員時代と比べて、疲弊感が強くない。

まぁ、これは仕事に対する主導権を握っていることと、人目が無く休息しやすい環境のせいかもしれませんが、

公務員時代の通勤によるストレスが占める割合が大きかったのでしょう。

最長、片道1時間半、でした。

税務職員は、各地の税務署に人事異動で転勤しますが、

転勤地域の範囲が「通勤時間が片道1時間半以内となる職場」なのです。(地方は別かも)

最大限に遠い職場に長年通っていました。

往復3時間ですよ。

家になかなかたどり着かないのです。

よくもまあ、やっていけていたなと。

無意識に耐えていることはあるかも

当時、通勤しんどいなとかあまり思わなかったように思います。

まぁ、始発駅で着席できましたし、職場まではほぼ1本の電車。

座っているうちに着くので。

疲れていれば目をつむっていればいいですし、何より勉強時間も確保できていました。

ただ、やはり心身には出ていたようで、土日の休みはぐったり。

自分では思っていた以上に、無意識では通勤のストレスに耐えていたのでしょうね。

それが環境が変わって、はっきりした。

そりゃそうです。通勤電車なんてわざわざ乗りたい人はいないんじゃないでしょうか。

でもそれを当たり前だと言って無意識に耐えていた。

そう思うと、もしかして今も、無意識に耐えていること、あるかもしれませんね。

無意識に耐えていることは、もう辞めてしまってもいいかもしれません。

それが、後年に影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

で、無意識に耐えていることを気付くには、環境を変えることが一番ではないでしょうか。

私も、独立開業という環境の変化で気づきました。

無意識に耐えていることは当たり前なので、耐えていること自体に気付かないのです。

環境が変わると、耐える必要がなくなるので気付きやすくなる、と。

これはなかなか冒険ですね。

環境を変えて、一体、自分の中から何が出てくるのでしょうか笑

【編集後記】

昨日は朝一から江東区に出張し、クライアントに会社決算のご報告。

昼食を済ませて帰宅し、面談のまとめと調べ物。夕方から図書館とブログ更新。

夕食後は「モンハンワイルズ」を少しだけ。

メモ

Posted by corner-stones