うるさくて集中できないとき
どんな時に集中できないか
体質なのか何なのか、どうも耳が敏感なようです。周囲の話し声、ポタポタ雨音、人が歩く音、テレビなど。こういう音が聞こえてくると、集中力が一気になくなります。
自宅や事務所にいれば、基本的には環境はある程度コントロールできますが、絶対ではありません。音は周囲から入ってくることもあります。気になるところではありますが生活音といわれる範囲であれば問題ないんでしょうし、こちらだって音は出しているでしょう。
ですので、対策が必要です。
心地よい音で上書きする
性能の良い耳栓をつければよいのではないか。その通り。ただ、面倒なことに無音ではかえって集中できないんです。
それでは、好きなアーティストの曲を聴くか。これも難しい。心地よいとは思いますが、「意味のある言葉」と認識してしまうと曲のほうに注意がそれるのです。
結果、今では環境音にたどり着きました。お気に入りは雨音です。一番上で、雨音って書いてある?聴いているのはスコールのような猛烈なザーッという雨音です。猛烈な雨音だと、周囲の音が遮断され、かえって集中できるようです。
そこから派生して、Youtubeで色んな環境音を聴いています。波の音や川のせせらぎ、あるいは料理をするときの包丁で食材を切る音や食材を鍋で煮込む音まで。
どういった音がで心地よくなり集中できるか、探ってみるのもおもしろいです。
排除は難しいし、なんだか硬い
集中力を削ぐ音がするのであれば、消してしまうのが一番いいんでしょう。ただ、音を消そうとすると、人に注意をするとかお願いをすることになるでしょうし、場合によっては、トラブル発生。また、ポタポタ雨音などの環境音は自分が行動してどうにかなるものでもない。そういう音を完全に排除するのは、難しいでしょう。排除、というのはなんだか硬いし怖いですよね。
であれば、音を排除するのではなく、音が出ていることをいったん受け入れて自分で対応する。好ましくない音を心地よい音で上書きしてしまう。音の発生源を変えるのでなく自分自身が変わって対応する。
相手を変えるのではなく、自分が変わったほうが早いです。