どんな時でも同質のパフォーマンスを
体調が悪いとか、気分が落ち込んでいるとか、そういう場合は除きます。
どんな時=周囲の環境のお話
人間、自分の調子の良し悪しは周囲の環境にある程度左右されることが多いと思います。
仕事をする部屋の環境、人間関係、使う道具・・・など。
組織勤めの場合は、自分で左右できることはほとんどありません。
部屋の温度、音、におい。見える景色。用意された状態で全力を尽くすしかないのです。改善を訴えても、自分の中では「改善」のつもりでも、他の方から見れば「改悪」と映ることもあり、なかなか物事が進みません。
それに、特に固い職場だと、例えば集中するためにイヤホンで音楽を聴きながら・・・なんていう個人レベルの対策も封じられてしまいがちです。
次に人間関係。仕事する同僚は、人事異動で決まります。「この人と組んで仕事をしているから成果が出ない」というのはなかなか通じにくいものです。こういう場合は、自分のやることを淡々とやるだけ、と心構えをもってこなしていくしかないでしょう。
そして使う道具。これも、組織が用意したものを使うしかない、という状態です。文房具などの消耗品くらいであれば自分で用意もできるのですが、困ったことに仕事に欠かせないパソコンの性能が低いと致命的です。税務調査先から提供されたデータを職場のパソコンで分析を・・・と思っても、パソコンの性能が低くて処理落ちすることもしばしば。
自分で環境を作る
独立開業して仕事をしていると、自分が働く環境を自分で選んで用意することができます。
部屋は、賃貸契約の範囲内で自由に改造できます。自分が好きな景色、音楽、におい。
場合によっては、自分が好きな空間が外にあれば、その場所に移動して仕事することもできます。
人間関係もそうです。合わない相手と無理やり付き合う必要はありません。その代わり、売上に影響が出てしまうかもしれませんが、そこは自分の事業の数字を見ながら冷静に判断です。
そして何より仕事道具。予算の承認者は自分自身です。性能の良いパソコンや、ガジェットを用意して気持ちよく仕事ができます。自分の気に入った仕事道具を使う。これほど気持ちのいいものはありません。
一定のパフォーマンス=信頼感
仕事の結果にムラがあると、なかなか安心して依頼できません。
もちろん、高品質な仕事結果を常に提供するように努力することは必要です。少しでも、自分のパフォーマンスの平均を底上げしたいところ。
そして、一定したパフォーマンスは何より信頼感につながると思うのです。「あの方に依頼すると、必ずこれだけの成果を出してくれる」というのは何より安心ですから。
そして、一定したパフォーマンスを実現するための環境つくりには、手間を惜しんではいけないと思うのです。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新と事務所ホームページのコラム掲載。
午後からはオンラインでセミナー参加。自分らしい働き方について。