確定申告には何が必要なのだろう~年金編~

確定申告書の作り方がわからないので、税務署やご自宅近くで行われている相談会へ行ってみたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

最近の税務署や相談会では、事前の予約が必要だったり、整理券方式を採用しているようですので、「確定申告作成に必要な書類が足りなければ、また予約を取り直してください。」なんていうことになりかねません。

二度手間にならないように、必要書類を整理しておきましょう。

まず今日は、年金収入しかない方向け。

収入の書類

必要な書類は1種類だけ。

「公的年金等の源泉徴収票」

です。

これがないとお話になりません。いくら医療費の領収書をたくさん持ってきてもらっても、申告書を作ることができません。

お願いですから必ず持ってきてください。

なお、日本年金機構によりますと、例年、1月中に郵送しているようです。

<気を付けたいこと>

日本年金機構からは、「年金振込通知書」「年金額改定通知書」という、非常に雰囲気のよく似たはがきが届きます。しかし、確定申告の作成には使えませんのでご注意いただきたいです。

控除関係の書類

基本的にお金を支払ったという証明になるハガキや、領収証など、持ってきていただければと思います。

例えば、

  • 社会保険料控除・・・健康保険、国民年金、介護保険、後期高齢者医療保険の支払額の通知書のハガキなど
  • 生命保険料控除、地震保険料控除・・・保険会社から送られてくる、掛金の支払額のハガキ
  • 寄付金控除・・・寄付した自治体や団体から送られてくる領収証
  • 医療費控除・・・「医療費の明細書」。この明細書を作って持ってきていただくと助かりますが、最低限、病院・薬局ごとに領収証の合計金額を集計していただき、その金額をメモして持ってきていただけるとありがたいです。

結局、何をもっていけばいいのかわからない・・というときは

とにかく全部の書類を持ってくること!!

会場の担当者など、書類の整理くらいであればお手伝いしてくれると思います。「これはいらない」と自分で判断して自宅に置いて来ることのないようにしましょう。

【編集後記】

昨日は朝一にブログの更新。

そして終日、無料相談会。連続4日目。

終了後は都心まで出かけて買い物と夕食。