確定申告には何が必要なのだろう~会社員・公務員編~
確定申告に必要な書類を整理するシリーズ。今日は、会社員や公務員など、給料が主な収入という方向けです。
ちなみに昨日の記事はこちら→確定申告には何が必要なのだろう~年金編~
収入に関する書類
勤め先から発行してもらう、源泉徴収票はマストです。
ここに書いてある数字をそのまま確定申告に使います。
もし、複数の会社に勤めていて、源泉徴収票が何枚かお手元にあるようでしたら、それらをすべて持って来ていただいた方がよいと思います。
なお、e-Taxで確定申告を行う場合は、源泉徴収票の提出は不要となりますので、お手元の源泉徴収票は、PDFなどのデータ形式でもOKです。
控除関係の書類
会社員・公務員の方は、基本的には年末調整をしているため、確定申告をして受ける控除は、
年末調整の時に受けなかった控除
ということになります。
例えば、
- 寄付金控除・・・寄付した自治体や団体から送られてくる領収証。
- 医療費控除・・・「医療費の明細書」。1枚ごとに領収証を書き写す必要はなく、病院・薬局ごとに領収証の合計金額を集計して作成していただければ構いません。
といったものでしょうか。この2つの控除は、年末調整では受けることができません。
- 住宅ローン減税・・・自宅を購入された方ですね。住宅ローン減税については、最初の年だけ確定申告が必要で、2年目以降は年末調整で対応可能、と少し特殊なパターンです。住宅ローン減税を申告する場合は、
- 「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」
- 「住宅取得資金に係る借入金の年末残高証明書」
- 「売買契約書」もしくは「工事請負契約書」のコピー(購入金額のわかるもの)
- 「登記事項証明書」(床面積がわかるもの)
といった書類が必要になってきます。
もし、年末調整をしてもらっていないときは
年末調整で控除するはずだった、書類を用意しましょう。
- 社会保険料控除・・・健康保険、国民年金、介護保険、後期高齢者医療保険の支払額の通知書のハガキなど
- 生命保険料控除、地震保険料控除・・・保険会社から送られてくる、掛金の支払額のハガキ。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
それから市ヶ谷へお出かけ。午後は都心で買い物をして帰宅。
夜はポケモンスカーレットをプレイし、ひとまずエンディングを迎える。