「素直さ」が一番
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は「素直さ」について。
「指導」が難しい
昨今は、「指導」というものが難しくなったようですね。
特に、組織構成における下の立場の方たちに対するもの。
国税組織にいたころから、「ハラスメント防止」に関する研修を定期的に受けていました。
また。残念ながら、この手の問題で処分を受ける人間もいましたね。
かように、上からものを言う、ということは非常に嫌われている世の中です。
世の中の風潮は移り変わるもの。
昔はどうだったとか、自分の頃はああだったとか、そんな議論には何の意味もありません。
世の中の風潮を取り入れて仕事のやり方を変えるか、
ついていけずに退場するか。
本来、上司先輩から仕事について指導してもらえるというのは、ありがたい機会のはずです。
上司先輩の「知見」をお借りできないのは、組織人としてもったいない話なんです。
「指導」ってそもそもどんな意味か?
指導とは、ある目的や方向に向かって教え導くこと。
ネットの辞書によると、こういう意味だそうです。
「教え導く」っていうのがポイントになりそうですね。
よく仕事で指導するというと、
上司先輩が出来の悪い部下後輩に上から目線で説教する。
こんなイメージ、ありませんか?
でも、教え導くということだと、上から目線で説教するなんて、そもそも指導ではないだろうと。
上から押さえるのではなく、横の立場で伴走するイメージ。
私個人としては、こう思います。
ということは、現代はこの指導という言葉の本来の意味に立ち返ろうという時代なのではないでしょうか?
教え導く。
今までの接し方や意識を、指導する側は変えていくことが求められる。
そういう大変な時代に、入っているということなのでしょう。
「素直さ」は美徳である
そしてこの時代、指導を受ける側も大変です。
昔なら、指導を受ける時に言うことを聞かないものなら厳しく叱責された。
こういう時代もあったと思います。
でも、この横で伴走する指導の時代。
「私はこの指導は受けたくありません」と言おうものなら、
「あ、そうなんだ、了解」
と言われておしまいです。
指導を受ける側には、指導内容を素直に受け入れる柔軟さが求められるのです。
これからの時代は厳しいですよ。
これはイヤ、あれもイヤ。
聞き入れてもらえます。
それで、終了です。
「え?仕事で困ってる?そっか、大変だね。」と寄り添ってもらっておしまいです。
指導を受けたがらない人間に対して、別にイジメるわけじゃないですよ。
単に、指導を受けたくないという意思を尊重されるだけです。
よかったじゃないですか?笑
冗談はさておき、
これからの時代、素直な人間の方が生きやすくなるでしょう。
何か言われたら、ありがとうございます。その通りにやってみます、とそのままやってみる。
人間、アドバイスを聞いてくれる人にはどんどんアドバイスしたくなるものです。
以前は、「あなたは素直だね」と人から言われるたびに、
子供っぽいと言われているようであまり良い気はしなかったものですが、
最近は自分の素直さに肯定的になれました。
私の性格は、時代を先取りしたものだったんですね笑
【編集後記】
昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。
午後からはクライアントの税額試算と税務署との打ち合わせなど。
