元国税という「スパイス」
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、「元国税」というスパイスについて。
どこまで差別化に影響するのか?
元国税というバックボーン、どこまで影響しているのか?
事務所のホームページをご覧いただいてお申込みいただく場合は、私が国税出身の税理士ということを知っていただいたうえでお申し込みをいただいていることがほとんど。
でも、「元国税」というスパイスがどこまで効いているのか、というと、
効かないわけじゃないけど、そこだけで判断されるほどではない
という感触です。
なぜ、私に仕事のご依頼をいただけたのか、伺ってみると、
- スポット相談に乗ってくれるから
- 近場だったから
- 顧問契約がマストではなかったから
- 値段
- 年齢が自分より若いから
など、さまざま。
「元国税」だから依頼した、というのは案外少数なのかもしれませんね。
仕事の範囲は変わらない・・・はず
別に試験合格して税理士になった方と、
元国税の税理士で、
仕事の範囲が大きく変わることはないはずです。
どちらも「税理士」なのですから。
となりますと、色んな属性というスパイスのかけ合わせた総合結果でご覧いただいているのだろうな、と。
クライアントによって、私のどういう属性に興味を持ったいただいたのか、それぞれですからね。
私のある属性をご覧になっている方も、他の属性についてはあまり興味ない、ということもあるでしょう。
色んな属性というスパイスを効かせてアピールした方が、効果はあるのかもしれませんね。
どちら転ぶかは
元国税というスパイスも、おいしいと感じる方もいれば、合わないと感じる方もいます。
これまで、「元国税の税理士は頼りになるから探している」方もいらっしゃいましたし、
「元国税の税理士は税務署の肩を持つからNG」という方も。
こればかりは、受け手の感性の問題です。
こんなスパイスは合わないよ、求めてないよ、と言われてしまった場合は、
仕方ないのかなと思います。
かといって。
これでスパイスの使用を引っ込めてしまうのも、もったいない。
おいしいと感じていただける方もいらっしゃるのです。
どちらかというと、こちらの使用するスパイスをおいしく感じていただける方とお仕事したいですよね。
マンパワーに限界のあるひとり税理士、どんなに仕事を効率化したとしても、どうせかかわることのできるクライアントなんて限られます。
であれば、スパイスをあまり使わずに平凡な味付けで万人受けする仕事をする必要もないのではと。
自分という各種スパイスをふんだんに効かせて、仕事をしていきましょう。
そのためには、自分の属性を、惜しみなく発信することが大事です。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
ブログ更新後、神奈川県逗子に出張し、クライアントのご自宅へ。
エクセル会計の入力状況のチェックと、クラウド会計へのインポートを行いました。