視座を上げること、セルフブランディング
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、視座とセルフブランディングについて。
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「相手の立場に立って考えましょう」
学校の道徳の授業で、よく聞かれそうな質問ですね?
友達とトラブルがあった、もめてしまった。
こういう時に、自分の取った言動を相手はどういう風に思ったのか、考えたのか。
授業で回答を求められたものです。
変形パターンとして、相手の嫌がることはしてはいけない、とかもそうですね。
人間というものは、普段生活していると自分目線で行動しているものです。
自分がやりたいこと、自分が考えていること、自分が思ったことを表現するなど。
「自分が」というところから、主観的な物の見方、行動からスタートします。
これは通常状態の「視座」です。
この視座を上げるとはどういうことか?
まさにこの質問のとおり。
「目の前の相手の立場に立って考える」ということです。
言い換えると「客観的」に自分の物の見方、行動をとらえるということ。
視座を相手に付け替えて自分自身を見るのです。
これが視座を一段階上げる、ということ。
税理士の場合だと、「相手の立場」の相手は、やはりクライアントさんでしょう。
クライアントさんから見て自分はどう見えているのかと考えるところから始めましょう。
相手に自分のことをどう見てほしいのか?
これをセルフブランディングと言うのだそうです。
自分を相手にどう見せるのか、魅力的な見せ方を考えるものです。
特に個人事業主は自分自身が「看板」です。どの会社の人か、なんていうのはないわけです。
自分自身でそのまま判断を受けることになりますので、自分を相手にどう見せるのか、自分がどう見られているのかということはとても大事。
さて、「セルフ」と付きますが、視座はあくまで相手にあります。
自分がこう見せたいという理想と、実際の相手からの見え方に齟齬がありますと、これは失敗でしょう。
私自身、こういうセルフブランディングのテストなんかも受けてみたところ、
幸いなことに普段の言動からして税理士っぽいようで、とてもありがたいですね笑
「個人事業主・経営者に対する、誠実で確かなアドバイザー」というような見られ方をしているようです。
後はその見られ方と合っている格好をしてあげればよいということ。
一般的に税理士のイメージもありますし、そこに私自身のイメージも調和させつつ。
- 夏場を除いてジャケット着用。ネクタイは時と場合による。
- シャツも襟付きのものを着用。
- 革靴も履きます。一応、履き心地が良いものを・・・。
- 色合いもネイビー、グレーを基調に、黒だったり淡いブルーなど。
など、公務員時代よりはバリエーションを増やしつつ、かといってあまり崩しすぎもしない、みたいな感じです。
ただでさえ「税理士」というと硬そうなイメージがありますから、そこは多少柔らかさを意識してはいるつもりです。
外見だけではなく、言動も
外見はとっつきやすいところなので、すぐに変えることができますね。
難しいのは、言動です。
カッチリした服装をしている税理士が、税金はテキトーでも大丈夫ですよとか、イメージがむちゃくちゃですね。
あえて、自分の外見と言動を一致させないというのも手法としてはあるのかもしれませんが、難易度が高いよなと。
それに個人の言動は、これまでの人生が出てくるものですから、変えていくには時間がかかります。
ただ、視座を上げて、自分のセルフブランディングのためには、言動もゆくゆくは変えていきたいものですね。
ちなみに、視座を上げるのは相手目線に立つだけで終わるものではありません。
相手目線に立つことに慣れてくれば、今度は自分と相手のやり取りを第三者が見たらどう見えるのか、ということに意識を向けます。
第三者目線から見たときに、この税理士のクライアントへの言動はどういう風に見えているの?と。
個人事業主である以上、自分自身が看板という状況は逃げられません。
・・・修行ですね。私もまだまだです。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後から外出。