商品の品揃え
服を買いに行ったという話
前職では、基本的にスーツを着用して仕事をしていたので、普段から服をあまり買いませんでした。土日祝日しか着ないせいか、服もあまり傷むこともなく、買った服を数年間着続けますし、そのことを気にもしませんでした。それが、スーツを着ることがなくなった途端、服を新調したくなったのです。退職して、良い機会でもありますし。少しずつ、服を買いそろえていました。
先日も、量販店に服を買いに行きました。色んな種類の服があって、数種類の色や柄まであるので、様々な選択肢がありますね。
品揃えが多すぎる
ただ、どれを買えばいいのか、迷ってしまいました。「今日はベージュのチノパンを買う」と決めていたのでそれを買えばいいんですが、
パンツ→ジーンズ・チノパン・カーゴパンツなど数種類→チノパンのカテゴリー内でさらに2種類→それぞれの色違い
という感じ。
「ベージュのチノパン」だけで2種類あるんです。・・・選べない。私、服に対してそこまで解像度が高くないので、全部一緒に見えるんです。商品の説明書きも、選ぶ決定打にならず。同じようなものから1つ選んで買うのは、迷います。店員さんに聞けばよい?私、性格なのか店員さんに聞けないんです。
結局、ベージュのチノパンのほかに別種類のネイビーのチノパンも買うことにしました。後日、ネイビーのも買うつもりだったんで。
最初に「ベージュのチノパンを買う」と決めておらず、何となくパンツを買おうと思っていたら迷いに迷った末何も買わずに店を出ていたでしょう。
メニューをどうするか
別にお店に悪気があったわけではないでしょう。品揃えが多いのはお店の経営努力のたまものでしょうし、お客さんのために選択肢を豊富に用意しているんでしょうし。
ただ、私にとってはそれがかえって仇になった、ということ。
私も、これから事業を展開していくうえで気を付けなくてはなりません。メニューが少ないのもよくないでしょうし、無暗に増やすと私のように迷う方が出てくるかもしれません。
・個々のメニューのターゲットを明確にする。
・どんな方を対象にした商品なのか明示する。
・商品説明の言葉遣いを、相手に伝わるようなものにする。
というところを意識してみようと思います。