マンパワー不足を逆手にとる

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、マンパワー不足を逆手にとる、というお話。

弱点

ひとり税理士の弱点は何か?

マンパワー不足、です。

開業してもうすぐ丸3年。

ありがたいことに、少しずつではありますが、お付き合いをしているお客さまも増えてきました。

しかし、お客さまが増えれば増えるほど、当然ながら私の時間は削られていきます。

ここで多くの事業者は「従業員を雇う」という選択肢をとるでしょう。

というか、それがモデルケース。

成功への手順です。

でも、私は人を雇っていませんし、これからも雇用するつもりはありません。

しがらみやマネジメントの煩わしさから離れ、

自分の裁量で、目の前のお客さまに100%の力で向き合いたいからです。

「ひとり」の限界を突破するテクノロジー

でも、自分の時間を守りたいし、同時にお客さまへのサービス品質を維持したい・・・。

だからこそ、私はテクノロジーを学び、最大限に利用するのです。

自分が手を動かさなくてもいい単純作業は、なるべく「機械」にお願いする。

そのため、AIやPythonといったツールを徹底的に使い倒すのです。

例えば最近の実務で言えば、

「PDFの内容を読み取り、自動で表形式にアウトプットする」

という処理。

これを人間がやろうとすれば、画面を見ながら一つ一つ手打ちをして、入力ミスがないか確認して・・・と、

膨大な時間と気力を消耗します。

しかし、プログラムに任せてしまえば、私は一瞬で終わった表を確認するだけで済みます。

しかも、機械の方が「正確」だったりします。

私がやると、日付を間違ったり固有名詞や金額を入力ミスすることも。

それを見つけて修正するのがまた悲しくて・・・。

徹底的に自動化する理由は「お話しするため」

なぜ、ここまでマニアックに自動化を進め、自分の時間をひねり出そうとするのか。

それは決して、サボるためではありません。

空いた時間と気力をもって「お客さまとお話をすること、コミュニケーションを取ること」に全集中させるためです。

PDFの読み取りや税金の計算は、機械でもできます。

しかし、お客さまの抱える漠然とした不安を聞くこと。

言葉の裏にある悩みを汲み取り、対話を通じて「安心」を提供すること。

これらはAIにはできません。

血の通った人間にしかできない、最も大切な仕事です。

機械にできる「作業」はすべて機械に任せる。

そして、私という人間は、お客さまとの「温かいコミュニケーション」のために時間を使う。

これがマンパワー不足のひとり税理士の生き抜き方なのかなと思います。

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。

午後からお出かけ。浅草で会合に参加。

【筆者紹介】

 

 

 

 

 

 

 

 

【国税OB】の税理士・村田龍矢        (Tatsuya Murata)。練馬区を拠点に、個人事業主や経営者に向け、難解な税金や実務の仕組みを分かりやすい言葉に「翻訳」して発信中。税務署側の視点と実務経験を活かした、安全で確実な税務サポートと、経営者の時間を奪わないスマートな非同期コミュニケーション(メール・チャット特化型)を得意とする。