アウトプットも「訓練」
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、アウトプットと訓練について。
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勉強はインプットだけではない
勉強というと、学校で机に座って教科書を開いて先生の言うことを聴いて黒板の板書をノートに書き写す、
というのが典型的なイメージですね。
でも学校の勉強はインプットだけではなくて、テストというアウトプットがあります。
ここで、学んだ内容が理解できているのか確認を受ける。ここで良い点が取れればいいのですが、赤点を取ってしまうと追試を受けることになったり余計に課題を出されたりして、これをクリアしないと単位がもらえなくて最悪卒業できないなんてことに。
インプットに関しては毎日学校で行っているので、まぁ慣れていると言えるでしょうが、アウトプットは別ですね。
学校の授業でも例題とか問題は扱いますが、実際のテストではなかなか通用しません。
小学校くらいまでなら、何とかなるかもしれませんが、中学校に上がるとだんだん厳しく。
高校に入ると、テストを受けるために授業とは別に自学自習が必要になってきます。
ここで、自分が授業で学んだことをテストでアウトプットするための訓練を積むわけです。
インプットしたことを、問題文に解答するというアウトプット。
アウトプットはより高度である
インプットも、「やり方」はあります。
そこを義務教育で学んでいくのでしょうが、アウトプットの方がインプットよりも求められる質が高度ではないでしょうか。
インプットは、あくまで対象は「自分自身」。
自分が学ぶ。自分が理解する。自分が覚える。
アウトプットは、特定のもしくは不特定多数の「誰か」に向けて行うものです。
学校のテストで言うと、問題文があってその内容を理解し、出題者が求めている解答をこれまでインプットしてきたものから適切にアウトプットをしなければならない。
何でもかんでも自分の好きなように答えればいいわけではないのです。
自分が知っていることをとにかく解答として書いたとしても、出題者が求めていない内容を一生懸命書いても点数はもらえません。
だからこそ、宿題やテスト勉強、場合によっては学習塾に通ってアウトプットの方法を訓練するのです。
訓練を積み重ねてこそ、質のいいアウトプットはできる。
大人になっても必要
会社で働くようになってからも、アウトプットの訓練はまだまだ必要です。
学生時代のテストは、問題文がちゃんと書いてありました。
社会人になってからだと、問題文がきちんと設定されていないこともよくあるでしょう。
上司の指示があいまいだとか、発言の裏の意味をきちんと読み取らないといけないとか。
自分の好みの書類形式があって、それを守らないと修正を食らうとかですね。
問題文をきちんと出してください、と言えればいいのですが、そうできない場面も多いですね。
ここで適切なアウトプットができないと、評価をされないわけです。
さて、実はここからが本題なんですが。
より高度になると、出題者が自分自身ということもあり得ます。
自分が発信を行うようになる場合ですね。
このブログがそうで、別に誰かにお願いされて記事を毎日書いているわけではありません。
毎日、仮想の読者を想定して、自分に出題をして今日はこういうテーマでブログを書いてと依頼をして、自分自身でアウトプットをしているわけです。
自分自身に問題を出す、これは結構高度ですよ。
今まで、問題文は外からやってきました。学校の先生とか、会社の上司とか。
でも、自分で発信するということは出題者は自分なわけです。
その出題に対して、自分の頭の中身を検索して自分が求める形にアウトプットをする。
これも、訓練が必要です。
というか。このブログを毎日書くことで訓練しながら解答もしている、という状況であります。
そしてもちろん、私もいきなりできたわけではなく。
公務員時代にコーチング受けて自分の価値観を掘り下げる作業を行ったことから始まり、これもアウトプットでした。
自分はこういう価値観を持っていると、アウトプットする必要がありましたので。
でもそうやってアウトプットの訓練を積んでいくうちに、今日のブログ更新で、666回目となりました。
ここまで行うと、だんだんスムーズになっていくものです。
最初のブログは、見れたもんじゃありません。短いし。
でも。そうやって毎日毎日、訓練を積み重ねることで、まぁ、こんな感じにはレベルアップできるのです。
ということで、アウトプットもどんどん訓練をしましょう。
年単位で時間はかかるかもしれません。でもそうすれば必ず、満足のいくアウトプットができるようになります。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
お昼前に外出し、近所の氏神さんへ毎月の参拝。
昼食を済ませて帰宅。
午後からはクライアントのExcel会計の入力。一区切り。
夕食後は「モンハンワイルズ」。