自分の王道を見つける
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、自分の王道を見つけよう、というお話。
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王道を歩めとは言われるが
王道、成功へのルートみたいな感じですかね。
どんな組織、どんな事業でも、
こういう風に歩んでいけば成功と言えるだろう、
と言うルートはあります。
前の職場だと、税務調査を一生懸命やって、脱税を取り締まって、出世して、管理職へ。そこで、マネジメントを覚えつつ、目線を組織全体に向けて、さらに、上へ。
そして、キャリアの最後で、税務署長にでもなれば、上がりと。
税理士の場合だと、顧問契約を1件ずつ着実に増やし、仕事が増えるに従って、従業員を雇う。
事務所も広く、駅から近い場所に移転する。
そうやって売上をどんどん伸ばしていき、何だったら、他の税理士さんと組んで法人化する。
法人化したことで、さらに規模を大きくできる。
みたいな。
一般的なサクセスストーリーですね。
これをやっとけば、正解と思いがちです。
でも、その王道は、誰にとっての王道なのか?
その王道は、なぜ歩まなければならないのか?
自分にとっての王道を探す
王道というのは、今ではずいぶんと細分化されているのではないでしょうか。
それは、時代が進むにつれて、王道を歩んでいる人間の影の部分も見えてくるようになったから。
表では明るい部分しか見えていませんが、その裏にはどんな暗い部分があるのか。
これまでは、内部にいる人間にしかわからなかったことでも、今では個々人が全世界に向けてSNSで情報発信することができる時代ですから、段々と表に出てくるようになっていますね。
そうすると、あれ、今まではすごいなうらやましいなと思っていた対象が、段々そうでもなくなってくる。
そして、個々人でビジネスをして生きていきやすい時代になりつつありますから、憧れていた王道から離れて、自分だけの王道を探してみようとする人も出て来るでしょう。
かく言う私もその一人。
平成の時代なら、国家公務員になりましたなんて一生安泰でした。
嫌なことがあっても耐えて我慢して。毎月の給料のため、生活の安定のため。
そこを退職して自営業になりたいなんて言おうものなら、頭がおかしい扱いされたでしょうね。
でも、組織で出世して上がった後、どうするのか?
こういうことに疑問を持つようになると、もうダメですね笑
いばらの道だが
大変ですよ、自分だけの王道を進むのは。
だって、自分で作り出さなければならないのですから。
ロールモデルを、自分で探さなければならないのですから。
そして、メジャーな王道を歩む人からの誘惑も躱わさなければなりません。
メジャーな王道は、楽なんです。みんながそこを目指している。自分一人ではない。
その誘惑を振り切って、自分道を進むのです。
自分道を進むには、まずは自分の価値観を明確にしておきましょう。
自分がどんなことを好むのか、自分の理想は何か。
ここを明確にしないと、メジャーな王道からの誘惑に負けます。
メジャーな王道では、こういうところが実現できないから自分道を進むのだ、とはっきりと言えるために。
探すのは大変です。
それでも、インターネットのおかげで個々人が発信をできるようになりました。
かく言う私も、その一人。
案外、自分の王道の参考になるかたは、身近にいるかもしれませんよ。
【編集後記】
昨日は朝から参加する団体のイベントで青梅方面へお出かけ。
車中でブログの下書き、オンラインセミナーの動画視聴など。
夕方帰宅し、ブログ更新。