巨大組織の「遅さ」と、すべてが自分に返ってくる個人事業主の醍醐味
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、巨大組織の「遅さ」と、すべてが自分に返ってくる個人事業主の醍醐味、というお話。
巨大組織における「変化」の重たさ
「国税職員からの独立」というテーマで、これまでにもいくつか記事を書いてきました。
ちょうど、「そういう時期」なので笑
今日は、組織から離れて一人になったことで最も強く感じる、「変化へのスピード感」について。
国税のような巨大な組織にいると、一つのルールを変えたり、新しいツールを導入したりするのに、信じられないほどの時間と労力がかかります。
例えば、国税職員時代にこんなことがありました。
調査先から会計データを提供してもらったときのこと。
Accessに会計データをインポートし、
「さぁ分析するぞ」と気合を入れてパソコンを操作したものの・・・
なんと。パソコンがフリーズ。
職員に貸与されているパソコンのメモリが小さく、大容量のデータを分析しようとするとパソコンが落ちるのです。
分析が進まず困っったものです。
しかし、「もっと性能の良いパソコンを!」と声を上げても、
いざ新しい機器が導入されるには、下手したら年単位で時間がかかります。
在職中、結局パソコンの性能って変わっていなかったように思います。
何重もの決裁や予算の壁。
現場が不便さに気づいていても、巨大な船は急に舵を切ることができないのです。
「変えよう」と思った瞬間に変えられる身軽さ
こういうような組織の重さに、大なり小なり不満を抱いたことは誰しもあるはず。
しかし、税理士として独立し、個人事業主となってからは、この「変化へのスピード」が劇的に変わります。
例えば、出張にはパソコンではなくiPadを持っていくという判断や、普段着のマイルールの見直し。
「あ、いらないな」「変えよう」と気づいたその日、その瞬間に、誰の許可を得ることもなく即座に実行できます。
もし今パソコンがフリーズして仕事にならないなら、今日にでもハイスペックなパソコンを自分で買ってくればいい。
(お金は自分で何とかしましょ)
業務フローの見直しも、使うソフトの変更も、すべて自分一人の決断で即日完結するのです。
成果も失敗もすべて自分
身軽さの代わりに。
個人事業主として働く根底には、「自己責任」という大前提があります。
ここも、組織勤めと違うところですね。
日々の業務改善や、効率化のために行った工夫の成果はすべて自分に返ってきます。
逆に言えば、失敗もすべて自分で責任を取る。
組織の看板がない分、言い訳は一切通用しません。
「独立=ハッピー」
ではないのです。
不満を抱いて組織を飛び出すことは、大いに結構。
でも、飛び出した結果を自分で取る覚悟がないのであれば、やめておいた方がいいでしょうね。
ただし、私が何より嬉しいと感じたことは、お客さまとダイレクトにつながっているということです。
自分が学び、環境をアップデートし、自分自身を高めた結果が、組織というフィルターを通さずに「即座に」お客さまへの価値として伝わる。
この感覚は、組織にいたころには味わうことができなかったもの。
覚悟なんて言いましたが、過度に恐れず笑
この感覚を味わうと、組織には戻れそうにないですね。
【編集後記】
昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。
午後からは事務所でお客さまと面談。税務調査対応に関する打ち合わせ。
その後、別のお客さまと電話で打ち合わせ。会社の決算申告について。

