オンオフは「割合」である
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、オンオフの割合について。
「オンの日」「オフの日」という切り分け
昨日のブログで、かつては「オフの日」を作ろうとしていたということをお話ししました。
そして、どのような行動がオンなのかオフなのかは個人の主観によるのではということも。
それで、今日のテーマは、日ごとにオンオフが切り替わるのか、ということ。
「今日はオフです」
と言うと、100%仕事をしない日、100%休んでいる日、こういう意味だと思いますよね。
では逆に、
「今日はオンです」
と言うと、100%の時間を仕事に使っている・・・かというと、そんなことはもちろんない。
平日朝から夕方までは仕事でしょうが、それ以外の時間はプライベートの時間のはず。
退社後に遊びに行く、となると、それは「オフ」でしょう。
細かくすると、食事の時間はどうでしょうか。これは「オフ」ではないでしょうか。
睡眠の時間は置いておくとしても、寝ている以外はすべて仕事の時間にするというのは物理的に困難です。
一日の中にオンオフが混じっている
考えてみると、人間の一日の行動の中には、オンの時間もあればオフの時間もある。
両方の時間が混じっている。
それぞれの割合が、オンの方がほとんどの日なのか、オフの方が多めの日なのか。
はたまた、100%オフなのか。
では、「オンの日」「オフの日」という区分の仕方にどこまで意味があるのでしょうか。
「オンの日」に、オフの要素が入り込むことがどこまで許されるのか?あるいは、自分で許すことができるのか?
例えば、
午前中はブログの更新をして、その後は部屋の掃除。
午後からは外出して映画でも見て、その後レンタルスペースでクライアントと打ち合わせ。
夕食後、帰宅してタブレットで動画でも見るか。
こんな一日。
これはオンですか?オフですか?
私は、こんな一日でも充分オンの日と言ってもいいと思いますけどね。
ただ、会社員の方だとこれはありえないですね。午前中仕事をして、夕方の仕事まで時間が空いたので映画でも見ようか。
これは、普通に処分されるでしょう。
独立して個人事業主となると、このあたりはかなり融通が利きやすい。
一日の中でオンとオフを頻繁に切り替える、なんてことも可能です。結構大変でしょうけどね。
「オン→オフ」「オフ→オン」の切り替え
オンからオフへの切り替えは、割とスムーズです。
一般的には、土日のお休み、楽しみですよね。土日が憂鬱という方も、中にはいらっしゃるんでしょうか?
逆に、オフからオンへの切り替え。これが一苦労です。
「サザエさん症候群」とかいうそうです。
サザエさんのアニメは日曜の夜に放送されています。サザエさんを見ると、もう休みが終わりで明日から仕事、ということを意識してしまって、憂うつな気分になる。そんな状態のことを言うのだそうです。
かように、オフからオンへの切り替えには、メンタル面での影響が多い。
なぜかと考えましたが、「100%オフ」の状態からオンにするためには、心身の状態を調整する必要がある。このために莫大なエネルギーを使っているからなのではないかと。
お盆や年末年始の長期休暇。それが終わって出勤しても、最初のうちはなんだかいつもの調子が出ない。
これは、オフの状態に慣れ切って、なかなかオンへと切り替えることができなくなっているからでしょう。
例えるなら、電源を切った機械のスイッチを入れるようなものです。起動には多少は時間がかかります。
なので、「100%オフ」の日は避けたいなと思っています。
その手段が、このブログ更新。
365日毎日更新しています。
このせいで、私にとって、完全オフの日はないのです。
どれだけ頑張っても、「90%オフ」くらいにしかならないのです。
そのおかげなのか、オフからオンへの切り替え、というものが、ないのです。
毎日、最低限のオンが入っている状態。
この状態だと、オンの割合をただ、引き上げるだけでいいのです。
機械で例えると、「スリープ」状態。
電源を切ったわけではないけど、完全稼働ではない。パフォーマンスも抑えている。
でも、ボタンを押せば、サクッと稼働状態に移行します。
「100%オフ」にしないと、休んだ気にならないかもしれません。
でも、私からすると、「オフからオンへの切り替え」のダメージコントロールの方がよほど大変。
切り替えのダメージを最小限にする仕組み、考えておきましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からは、調べ物と蔵書整理。
夕食後は「モンハンワイルズ」。